コーチング感想対談イベント
先週、cotreeさんでのコーチング感想対談イベントに参加した。
第1回から気になってたものの都合がつかなくて第2回を期待してたから嬉々として参加ボタンを押した。
直前になって今回参加者少ないのでは、ただ聞くだけでは帰れないのでは...と思い始めて気が重くなったものの、オフィスに着いたらどこか温かい雰囲気が流れていて、あっ大丈夫かもと思えた。
円形に並んだ椅子に座って距離感が近いながらも、内輪になりすぎずよそよそしさもなく、ライトすら心地よく感じられてくる。
今まで参加した中で一番、リラックスと親しみを感じられたような気がした。
イベント自体は、cotreeさんでやっているアセスメントコーチングを受けた感想をお話いただいて、そこに補足だったり質問や説明が加わって時間があっという間に過ぎていった。
アセスメントコーチングはソーシャルスタイルやBig5などの自己理解のための診断をいくつか受けた上で、それを基に自分がどんな人なのか、対話を通して言語化していくことを軸に据えたコーチングを進めていく。
夏くらいにこのサービスが本格的にリリースされる前から気になっていたものの、これからいろんなことを変化させていこうと思って今じゃない気がしてから、もう半年近く経ってしまった。
でも多分そんなに大きくは変わらないから、今受けてもいいかもしれないなぁと思いつつ。
セッションの一人目はさとうさん。
この日くるまではTwitterでよくお見掛けするマーケティングのすごい人、という印象だった。
アセスメントコーチングを旅のしおりに例えてあらわしてくれたさとうさんのお話はとても柔らかで、自分を知った上で楽しい旅をしていくにはどうしたらいいか、という視点で見直しを行うという話が頭に残った。
自分を知ることで、自分に合っていないことを目指したり、違う特徴を持っている人と自分を比較しないようになった、というのは生きやすさに繋がるだろうし、それだけでもかなりのメリットがありそうだ。
私はかなり診断を受けてきてなんとなく自分の持ち物を把握しているものの、今でも違うスタイルの人と比較しては落ち込むので、このあたりは物凄く改善の余地がある。
セッション二人目はせっちん丸さん。
せっちん丸さんのお話は緩急の使いどころが上手でとても面白く、同じものを受けても表現方法が違うと受ける印象がまた全然違うように感じた。
コーチングに向いているテーマは重要度が高くて緊急度が低いものというけれど、そのテーマと向き合わないことによって時間・機会・居場所の損失に繋がるというお話があって、今自分にとってこういう視点で考えておかなければいけない課題とはなんだろうと、また考え直したくなった。
一人で考え続けるのとコーチングの場で考えるのとの違いは、普段では堂々巡りになってしまうところを新たな視点を取り入れたりすることで、より明確になったり次の段階が見えたりするということで、これは私自身もコーチングを受けてきた中で感じてきたことでもあった。
今回お話してくれたお二人は、二人ともソーシャルスタイルがエミアブル(意見を聞く傾向と感情を表出する傾向が強い)だったものの、二人ともとてもお話が上手で、プレゼンに終始惹きつけられてしまった。
なんとなくエミアブルは意見を主張するより聞く傾向が強い人だから話すことに対してあまり得意でないイメージだったのだけど、そういうわけではないようだとも思ったし、だからこそ私もアナリティカル(意見を聞く傾向と感情を抑える傾向が強い)だから自分が話すのが下手なままでいいというわけではないということを思い知らされたような気もした。
主張ができなくても話すのが上手な人だっているというのは、ただそれをできない自分を責める要因としてではなく、そういう特徴を持っていてもできるようになるという希望として受け止められたらいいなと思う。
あまりに人前で話すことが下手で極力話さないようにしてしまったので、楽しめていないように思わせてしまった部分もあったかもしれないけれど、とっても楽しかったし参加できて良かったと心から思えるイベントだった。
誰かが自分と向き合って考えたことの話を聞くのが私は好きだし、もっと色々な人の話が聞けたらいいなぁ。