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―初めての入院7日目 〜 え、もう退院近い?な術後5日目 〜 ―

昨日歩く歩数や時間を増やしたことで、多少疲労したのか、消灯後いつの間にか寝落ち。それでも何回か目は覚めたが、そんなに目が冴えることもなく、再び眠りにつくことはできた。
でも習慣って怖いもので、気付いたら4︰20頃にはしっかり覚醒しちゃってトイレへ。少しは排便あるか?と期待したけど、音沙汰なし。駄目なら入院日(手術前日)に飲んだ下剤(センノシド)を追加で飲まなきゃな、、、と思っていた。

起床時間の6時過ぎ、なんとなく便意を自覚する。
「これは逃したらマズイ」
なんとなく警報アラームが鳴り、トイレに行ってみる。多くはないが、少しでも出せたことに、心から安堵した。
本当はなるべく薬に頼りたくないけど、手術をしたばかりだし、出ないよりは出すほうが優先、と考える。一生 薬を飲まない人生なんてまず無いと思うけど、そのスタートが下剤かーと、思ったり。自然に出るようになればいいけど、食事含めて病院より規則正しい生活が送れるとは思えず、元の生活に戻ってからまた考えていかなきゃな、と思った。

午前中に医師から診察があると言われ、歩行練習せずに待機。呼び出されて診察台に登る。婦人科は、テレビで見るようなあの特殊な椅子で診察されるため、生理中の私は血で汚れないか心配だった。さすがにもう生理4日目で、出血量は減ってきたと言えど、内診すると出血でよく見えないとのことだった。そして、創部と初めてご対面。上に覆われていた防水テープと、発泡スチロールのような保護剤を外し、臍から下にのびた傷をマジマジ観察。案外きれいな方だな、と思ってしまったり。触られるとやっぱり痛いけど、手術当日の絶望的な痛みに比べたら全然いい。
『順調なので、予定通り退院しても大丈夫です』

え、もう? 早っっっ!!


最初に説明を受けてた通り、退院は明後日することになった。術前から術後のスケジュール表があり、ある意味 予定通りなので、順調ということなのだろう。喜びとともに、再び焦りがつのり出す。

あと2日で帰る。


別に無理をしろとは言われてないが、このことが無駄に焦燥感をかき立てられた。そして、歩かなきゃいけないという思考に辿り着く。
午前は大好きなメジャーリーグの試合を見てたので、午後から機会を分けて歩くことにした。昨日と同様、洋楽のプレイリストを聞きながら、一曲ごとに歩数をチェック。曲の長さにもよるが、一曲で350歩くらいと、昨日より多少歩数が増えており、少しはスピードが上がったのかな?と思ったり。昨日より背筋を伸ばすことも意識し、一回3000歩くらい歩いたところで終了。やはり30分以上続けると、疲労と息切れを自覚してくる。運動による汗なのか冷や汗なのかもわからないが、これ以上負荷をかける意味はないので、とりあえず部屋に戻って休んだ。

痛み止めについては、今日から1日2回に減らすことにしてみた。前に親知らずの抜歯で飲んでた時、足がむくんだ気がしたからだ。今朝は朝食後に飲み、あとは寝る前に飲む12時間おきに変更した。看護師さん達からは、『おまかせします。でもまだ無理はしないで下さいね』という言葉をもらった。

ただそのせいか、夕食後に歩いてみると、創部の痛みが気になり出す。昼に歩いたときよりも、引っ張られて痛みが強く感じる。痛み止めが効いてたんだなと実感。さすがに朝飲んでから10時間も経てば薬の効果も切れる。今日のトータルが6500歩になってたため中止した。
酸化マグネシウムは、1錠ずつを毎食後に飲んだ。今朝出たとはいえ本調子からは遠く、出ないよりはマシと思い、退院まで止めないことにした。

あと一晩たてば退院。
なんだか怒涛であっという間。ご飯は食べれてるけど、体重は増えない。無意識にダイエット根性があるのか、増えたくないという思いも片隅にある。でも家 帰ったら太るんだろうなー(笑)


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