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#書評
『会うたびに「感じのいい人」と言わせる大人の言葉づかい(齋藤孝/大和書房)』を読んで、テキストベース社会の生き方を考える。
「最近の若い者は・・・」、 その昔、ドラマや小説、漫画の中でよく目にしていたセリフだ。 気づいたら、そのセリフを言うような年代に、自分が突入していた。絶望か。 若手世代と接していると、「言葉の選び方」に違和感を覚えるシーンが増えてきた。 いや、もちろん上の世代にもそういう人はいるし、自分だってそういう時もあるんだろうけど、最近如実に増えてきた、と感じる。 それはおそらく、「テキストベースのコミュニケーション」の比重が高い社会になってきた、ということも関係しているのだろう。