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【みきいちたろうに学ぶ】発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体【要約】

本書を選んだ理由


私、妻、子どもが発達障害ではないか?という疑問をもったから。

心に響いた箇所とその理由


実はトラウマによって生じる症状と発達障害はとてもよく似ているからです。専門家でも容易には見分けがつかないほどに、トラウマを負った方の症状は発達障害のそれと酷似しているのです。

発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体 

自分自身が発達障害の可能性がある、と仮説を立て本書を手に取った。
なるほど、発達性トラウマの可能性もある。
子どもが生まれた後の4年間が「PTSD期間」だとすれば、あり得る。

本書はこんな人におすすめ


  • 発達障害かも?と気になった方

  • 職場や家庭の環境が変わり、ストレスを感じている方

これから読む人にひとこと


発達障害を、別の視点から理解することができます。
「私って発達障害?」と疑問に思ったら読んでみてほしい。
それは発達障害ではなく、PTSD(トラウマ)の可能性があるからです。

ざっくり要約


本書は『発達障害と似ているPTSD(トラウマ)について書かれています』

発達障害は、胎児の状態でなんらかの問題が生じた場合、発症する障害です。
一方、発達性トラウマとは、生まれた後の環境ストレスによって”発達”が阻害されることで発症します。

仕事や家庭環境が変わり、何年にもわたりストレスが蓄積されると、発症している可能性があるのです。

では、発達性トラウマを解消する方法をお伝えします。
一番重要なことは「睡眠と運動」です。
精神疾患と同じで、しっかりとした睡眠と適度な運動が重要となります。

次はトラウマを克服する方法。
「自己中心的になる」
相手の都合に合わせて行動してきた結果、ストレスが蓄積し、それがトラウマとなっているのです。
まずは、自分を大切にするということを前提に、自分の都合で考えて、自分の欲とは何か、何がしたくて、何がほしいか、とシンプルに考えることを心がけましょう。

「上司だから、夫婦だから、友達だから」
こういう状況でも、理不尽なことは、おかしいと言えるように、自己中心的になり、自己を徹底的に擁護することが重要です。

基本的に、自分ではなく、相手に原因があります。

評価と感想


タイトルと内容の一致度:70
読みやすさ:90
内容の満足度:80

『家庭とは、機能すれば私たちを守る安全基地となりますが、機能不全に陥るとたちまち脆弱性の変数を満たすトラウマティックな環境になり得るのです。』自分自身と妻、子どもが発達障害ではないか?と仮説を立てて本書を手に取った。私自身、子どもが生まれてからの環境のせいで複雑性PTSDになっている可能性がある。という仮結論にいたった。妻の場合は幼少の育ち方に少々問題があるので、ASDを仮説として理解を深めていきます。

書籍情報


つくる、つながる、とどける


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