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年始の初花:蝋梅(ロウバイ)

おはようございます。
今日も東京は全体的に薄い雲が張り込めた寒空、気温も上がらない1日になりそう。2025年年始のお休みも3日、健やかに楽しみたい。

そんな中、我が家のベランダでは早速今年最初の一輪目の花が咲いた。
蝋梅(ロウバイ)だ。

名前の由来

和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蝋梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。『本草綱目』によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月に咲くことにちなむという。
強い芳香があり、英語では「wintersweet」あるいは「Japanese allspice」と称される。

植物の種類

梅と同じタイミングで咲く上に名前に「梅」って入ってたら誰でもウメの仲間だと思うがウメとはまったく関係ないクスノキ目ロウバイ科 (同じ音で老梅と書くものがあるがこれは書いて字の通り老いた梅の木のこと)。ロウバイ属には他に5種があるがいずれも中国を原産とする。
なお、寒い時期に開花し、香りが強く花柄が短く花が枝にまとまってつくといった類似点があるウメはバラ目バラ科に属しており系統的には遠縁である。

中国の原産で、日本へ渡来したのは17世紀初めの江戸時代ごろとされ、大きく育つので庭木として広く植えられている。落葉広葉樹の低木で高さは2 - 5 mになる。株立ちし、樹皮は淡灰褐色で皮目が縦に並び、生長とともに浅く割れたようになる。葉は長さ10 - 20 cmの細い長楕円形で、両端は尖る。

花言葉

蝋梅(ロウバイ)の花言葉には、「奥ゆかしさ」「慈しみ」「慈愛」「先導」「先見」などがある。

  • 「奥ゆかしさ」「慈しみ」「慈愛」は、花がうつむいて咲く様子に因んで。

  • 「先導」「先見」は、厳しい冬でもいち早く開花する特徴から。

ロウバイは中国原産の落葉低木で、12月から2月にかけて香り高い花を咲かせます。雪の中で咲く「雪中四友(雪の降る寒い季節でも花を咲かせる梅、蝋梅、山茶花、水仙の4種類の花)」の一つとしても知られており、風水でも金運や家庭運が上がるとされていて縁起がよいので、開業祝いや新築祝いにも喜ばれる。

また、白い花を咲かせる白花ロウバイには「同情」、赤黒い花を咲かせる黒花ロウバイには「深い慈愛」という花言葉があります。

暮らしでの関わり

花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用され、中国では花をやけどの薬にすると言われている。一方で種子などにはアルカロイドであるカリカンチン(フランス語版)を含み有毒。中毒すればストリキニーネ様の中毒症状を示すこともあるとか。

花期時期は1 - 2月。日本においては晩冬(小寒〔1月6日頃〕から立春の前日〔2月3日頃〕までの間)の季語とされる。

まさに歌に詠まれるために今から準備しているかのようなタイミング。ちょっと僕にはその才能がまだ見当たらないから今年は保留ということで。去年の春にお迎えして初めての花の季節、まずはその奥ゆかしい花とその香りを楽しみたい。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い年始を。

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