原因不明不妊症 陥りやすい状況とできること
妊活のためにクリニックを受診し、詳しい検査などをおこなっても
何も問題がないケースがあります。
でも、なかなか妊娠しない。
原因不明であるがゆえに悩んでしまう方は少なくありません。
◎原因不明不妊症とは
◎陥りやすい状況
◎本当に原因不明か？
◎原因不明でもできること
について書いていこうと思います。
◎原因不明不妊症とは
原因不明不妊症＝機能性不妊症
男性女性ともに 現時点で存在するすべての検査をおこない、
その結果 何も不妊原因を指摘できない場合のこと。
※初診カップルの約15％が原因不明不妊症というデータがあります。
大きく分けると2つのケースがあります。
●本当に不妊原因がなく、タイミング指導により容易に妊娠するケース
●治療を進めていき、体外受精・胚移植をおこなっても妊娠しない難治性のケース
※原因は特定されませんが、推定される要因があることも
※「現時点で」の検査なので、
治療が進んだ段階での検査で原因がわかることもあります
◎原因不明不妊症で陥りやすい状況
初診で医療機関を受診し、
検査上何も問題ないという結果が出た場合、
「どこも悪くないのになぜ妊娠しないのだろう」
「何をすればいいのかわからない」
などと悩まれる方は少なくありません。
・検査上異常がない
→ 原因がわからない
→ タイミング指導・人工授精を試みる
→ 妊娠しない
→ 何をしたらよいのかわからない
→ 妊活に良いと言われている情報を探してみる
→ 妊活に良いと言われているものをとりあえず試してみる
→ でも妊娠しない
→ 妊活ストレスや負担を強く感じる
というような状況に陥りやすいです。
◎本当に原因不明か？
クリニックでの検査上、特に問題はないと診断されるケースはあります。
ただ、初診の段階から治療が進んでいくと、
おこなう検査が変わっていくので、
『現時点で』原因不明ということだと思います。
治療ステップが進んでからの検査で、新たにわかることもあります。
〇原因不明にも対応できる東洋医学
妊活・不妊治療に関わらず、
病院では異常なしと診断されても、自覚症状はあるケースなど
「原因がよくわからない」状態に対して
鍼灸や漢方などが効果的なこともあります。
現状を引き起こしている要因が何なのか
がわからないと、治療もできません。
現代医学的な検査や画像診断などは非常に有効です。
異常が見つかれば、効果的な治療をおこなうことができます。
でも、異常がなければ、診断・治療がしにくくなります。
鍼灸や漢方などの東洋医学・中医学では、
さまざまな情報からからだやこころの状態を把握していき、
その状態に合わせた治療をおこなうことで、
原因不明の症状が改善していったり、
なかなか妊娠しない状況から、妊娠・出産に至ることもあります。
その状況を引き起こしている何かしらの要因に対して
アプローチして改善していくということもできます。
※現代医学と東洋医学・中医学、
どちらかの方が優れているというわけではなく、
それぞれの得意分野を活かして、うまく選択していくと、
より早く より良い状態になっていくこともできます。
◎原因不明でもできること
「原因不明では、何をしたらよいのかわからない」というときに
〇妊活に良いと言われている情報を探してみる
→ 情報が多すぎてどれが良いのかわからない
〇とりあえず妊活に良いと言われているものを試してみる
→ 自分にとって有効なのかわからない
という状況になりやすいです。
自分にとっては、全く見当違いのことをおこなっている可能性もあります。
何もしなければ、何も状況は変わらないので、
何かしらをおこなうことはとても良いことです。
何が良かったのかわからないけど、
妊娠・出産に至ることができれば、
それはそれで良いことです。
「自分で何をしたらよいのかわからない」
という状況に陥ったときは、
自分で情報を探すこともよいですが、
「自分の状態に適したアドバイスを受ける・治療や施術を受ける」
ということも良いと思います。
鍼灸や漢方だけでなく、さまざまなものがありますが、
きちんと自分の状態を理解し、
自分に適した「妊活に良いこと」をおこなうことが、
妊娠・出産への近道になることもあります。
日常生活や食生活、生活習慣や体質の改善など、
自分でできることもあります
・何をしたらよいのかわからない
・自分で探した情報から何かしらを試しているが状況が変わらない
・疑問や不安などを抱えている
などの場合は、
ゆかり堂でおこなっている鍼灸治療など、
他の頼れる手段もあるということを知っていただければ幸いです。
ゆかり堂治療院
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