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そもそも『アイデア』とは何か?

「なにか、良いアイデアないかなーっ」と、思っていませんか?
では、アイデアって何?それが分かれば、良いのも出るかもしれない。


今日もありがとうございます!
新しい選択肢を創り出す!発明デザイナーの今井雄仁です!

今回は、誰もが求めている !?
『アイデア』について、
まさに、専門である『発明デザイナー今井雄仁』が、解説していきます。

これが分かると、今まで漠然としていたかもしれない
『アイデア』という抽象的な概念が、
解像度が上がって『良いアイデア』を掴みやすくなる!
かもしれません。
私の実践例から、その方法の一例をご紹介します。

簡単に結論からお伝えします

イデア界から、引っ張ってきた
『イデアのかけら』を『アイデア』と言う!

(学校の世界史で習った人も多いはず)

 これだけでは、意味不明ですね。
なので、
①まずは、意味的な解説をしてから
②次に、実体験から、この概念を実用的に応用する方法を
お伝えしていきます。

古代ギリシャの賢人は

 自分達が住んでいるこの世界は、まだ不完全で、
完全な世界がある。と信じていたそうです。

 完全な世界には直接的に行く事はできないが、
完全世界(イデア界)から、私たちの世界は影響を受けている。
その影響が、私たちの世界の自然法則的なものである。

という考え方です。
紀元前5世紀ごろ、プラトン先生による提唱
(具体的な言い回しはギリシャ哲学の専門家に訊いて下さい)

プラトン先生

ちょっと、分かりにくい考え方なので、
現実世界で起こる現象に例えて説明してくれています。
 イデア界という、本質、真実、完全。な世界、に何かがあり。
そこから、物に光が当たって背後に影ができるように、
私たちの世界に『輪郭』(真の情報から得た一部の情報)
が投影されているようなものだ、と、

具体的に例えるならば、
鳥が飛んでいるのが『実物』(イデアに相当)
太陽の光が当たって、地面に映るのが『影』(アイデアに相当)
です。

私たちの世界は、真実の影を見ているようなものだ
ということです。

(現代物理学の最新仮説の一つである、ホログラフィー理論と同じように、高次元のものを低次元に投影している。という考え方、と共通しているのが
また興味深いですね!)

では、本題に戻りましょう

つまり『アイデア』とは『イデアの一部』
という、元々の意味があり
『本質世界から、一部の情報を得たもの』
という概念です。

『アイデアを出す』というのは、この文脈でいうと、
『本質に気づく』と言う事でもあります。


では、

どのように実生活にこの考え方を応用し、
良いアイデアを得るのか?


もうお分かりですね?

 そう。
イデア界に直接行って、
素晴らしいアイデアをいただいてくる!
(嘘です。)

それが出来れば、最高なのですが、

実際に私が行っている方法は
意識的に(慣れれば無意識的にも)

  • この現象から、どんな自然法則に気づくか?

  • 何が、この問題の本質なのか?

  • 根本的な真実はなにか?

と、考えて、解決策を探っていきます。
これで、真実の影(アイデア)を見つけることができます。
そのアイデアが良いかどうかは、別の問題ですが、
意識の精度を上げ、回数や種類を重ねるほど、
『良いアイデア』を見つけられる。ということです。

先ほどの、例えにも共通していて、
物体の影も、複数の方向から影を得られれば、
元の形の予測精度が上がりますよね?

では、実用的にアイデアを得るための
私なりの結論をお伝えします。

結論

漠然と『アイデアを出す』より、
真実を探求し『アイデアに気付く』ようにする。
むしろ『イデア』を掴みに行く!

なんだか質の高いアイデアを見つけられそうな気がしてきませんか?
より良い、未来をつくっていきましょう!

⭐️⭐️今日もお読みいただき感謝します!!⭐️⭐️
⭐️⭐️コメント、ご要望、ご質問歓迎です!⭐️⭐️

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追伸

今回はプラトン先生のイラストを描かせていただきました。
古代の賢人たちの示唆は、本質探求のヒントになりますので、
これからも勉強していきます!

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きしゃこく先生 さま。ご紹介ありがとうございます。


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今井 雄仁@発明デザイナー
私は、子どもたちの学びや気付きが世界を豊かにすると考えており、クレジットカード等を持たない方でも読めるように基本的に無料での記事公開をしております。また、発明デザイン研究所はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への寄付を毎月行い、難民の子どもたちの教育機会を支援しています。

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