![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161866590/rectangle_large_type_2_10b9eb6735ceba298639190b2ecfd770.png?width=1200)
在宅ワーカー歴4年の気持ちの切り替え術「家事ちょい残し」
「家事ちょい残し」とは?
ずっと同じ作業で集中力が落ちてきた…
夕方くらいになると眠気が襲ってくる…
そんなときに大活躍するのが「家事ちょい残し」です。
読んで字の如く、日常で発生する家事をちょい残しておく。
ただそれだけ。
ですが、4年在宅ワークをする中で、最強のライフハックだと日々実感しております。
「家事ちょい残し」の2つの効能とは?
効能①:頭を仕事から強制的に切り離せる
普段の休憩ではけっきょく仕事のことを考えてしまって、だらだら思考が続いてしまってるってことありませんか?僕はしょっちゅうあります。
ここで登場するのが家事です。家事があることで、頭から体に意識を向けることができます。これが切り替えのポイント。
重要なのは軽い負荷であること。ここで重めの家事をやってしまって疲れたら本末転倒。
コツはあくまでも「ちょい」であること。
どこまでがちょいなのかは人によると思いますが、後で僕の例を共有します。
効能②:部屋がきれいに保てる
在宅ワークをやっていると部屋のコンディションが仕事のコンディションに影響すると感じる人も多いのではないでしょうか?
そして逆もあると思います。仕事のコンディションが部屋に影響する。
僕もリモートワーク初期のころは仕事がてんやわんやしてくると部屋がカオスになっていた時がありました。
ちょいちょい家事を進めていく。仕事が終わる頃には部屋が整っている。仕事を終えたスッキリ感とあいまって、気持ちよく過ごせる。
一度で二度おいしい。気持ちの切り替えで仕事に集中できるし、部屋もきれいになっちゃう。そんな「家事ちょい残し」をご紹介します。
「家事ちょい残し」の基本ルール
ルール①:制限時間5分以内
このくらいの家事がちょうどいいと思います。10分だと長すぎる。一日に何回もあると意外と疲れる。逆に2~3分だと短い。切り替えるには物足りない。5分くらいの家事がちょうどいいんです。
5分の目安は、例えば掃除だと、お風呂掃除はだめ。トイレの便座と便器を拭いて綺麗にするくらいがちょうどいい。掃除機をかけるのはだめ。クイックルワイパーで床掃除やコロコロでカーペットをコロコロするとかがちょうどいい。そんなイメージです。
ポイントなのは5分で必ず手を止めることです。残っててもいいんです。また後でできるんですから。
ルール②:水回りの家事多めがおすすめ
気持ちを切り替えることが目的なので、ちょっとした刺激があることがおすすめです。これにちょうどいいのが水回りの家事。洗い物、トイレや洗面所の掃除、晩ごはんの下ごしらえみたいな、「水に触れる」「手を洗う」がついてくる家事は気持ちの切り替えにピッタリです。
ルール③:没頭できるやつもおすすめ
煮詰まったりしたときように用意しておきたいのが没頭できる家事シリーズです。
僕の場合は、「トイレ掃除」「Tシャツをたたむ」「食材を切る」が三種の神器的家事です。
注意が必要なのは、没頭しすぎてめっちゃやっちゃうということです。5分でアラームをかけとくのがいいです。
これはその人によって好みがある気がするのでご自身が没頭できるやつを見つけてほしいです。
「家事ちょい残し」の運用例
最後に僕の例を共有します。
基本は1時間おきに5分の家事を挟みます。1日を3部構成で分けて、考えます。
【午前中】
まず朝起きて、洗濯を回しておいてベッドメイキングと朝ごはんの洗い物を残しておきます。
9:00:仕事スタート
10:00:ベッドメイキング
10:05:仕事
11:00:洗い物
11:05:仕事
12:00:ランチ(洗い物は残しておく)
【午後】
ランチ後は特に眠気が襲ってくるタイプなので水回りの家事を多めにやります。後半は洗濯があるかないかで内容は変動します。ある場合はたたむ作業、ない場合は晩ごはんの準備をやります。
13:00:午後仕事スタート
14:00:洗い物
14:05:仕事
15:00:水回り掃除
15:05:仕事
16:00:洗濯物たたむ
【夕方〜夜】
ラストスパートはご飯の支度が多いです。18:00で仕事が終わることはほぼないのでどんどん晩ごはんの準備が進んでいきます。
16:05:仕事
17:00:晩ごはんの準備
17:05:仕事
18:00:仕事終了
「ポモドーロテクニック」に負けない「家事ちょい残し」
基本はこんな感じで1日を過ごしています。
これをやり始めたのはポモドーロテクニックをやってみたことがきっかけです。僕にはあまりはまらなかったんです。僕は集中するまでに少し時間がかかるので作業が25分だと短くてうまく運用ができなかった。そこで自分に合わせて生まれたのが「家事ちょい残し」です。
ちょうどいい集中の時間を1日を通してキープすること、集中して仕事ができる家の環境も整える、ライフとワークがMIXされる在宅ワークだからこそ生まれた個人的ライフハックです。
在宅ワークでなんだか集中できないなーっと感じてる方がいたらぜひ試してみてください。