“マイナスな出来事”に1日が飲み込まれてしまう人へ
人って、良いことよりも悪いことに目が行きがちらしい。
良いことがあっても、1つの悪いことに飲み込まれてしまい、その日は憂鬱な気持ちになる。
実際に、生物が進化をする過程でリスク回避をするために、このような傾向が身についたのではないかと言われています。
そのため、ネガティブなことばかり思い出したり、繊細になったりするのは生物学的に仕方ないことです。
しかし、意図的に良かったことを思い出してみると、「意外と良い日々を送れていたのかも?」と思えることに気が付きました。
直近1週間〜1ヶ月の間で“良かったこと”を無理やりにでも3つくらい出してみると、気分が上がってきます。
これだけを聞くと「そんなバカな」と思うかもしれませんが、実践してみると意外と効果を感じます。
実際のやり方は2パターン。自分自身で行う方法と、人と話しながら行う方法があります。
1人で振り返る方法
1人で行う場合は、時間さえあればいつでもできてしまうので、とっても手軽です。方法は以下の通り。
上記ように、ただ良かったことを書き出すのではなく、「なぜその出来事が起こったのか」まで考えると、感謝の気持ちや幸福感が増します。
これを習慣化し、1ヶ月ほど続けると幸福度が上がっていきます。
会話しながら振り返る方法
会話しながら進める方法は、自分以外に協力者が必要になります。しかし、対話を通して進めたほうが効果を感じやすいです。
もし、協力してくださる方がいらっしゃれば、一度試してみてください。方法は以下の通り。
3回も聞かれると「良いことなんてそんなになかったよ!」と思いがちですが、意外と出てくるんです。もっと言うと、3回目に出てくることが、“実は1番話したかったこと”であることが多いです。
また、第三者から質問してもらうことで、自分1人で考えるよりも多くの気づきや感情が引き出されます。
心の中で眠っている「良かったこと」や「感謝の気持ち」を口に出すことで気持ちが整理され、ポジティブな気持ちが増すのです。
家族や友人とこのようなコミュニケーションを行うことで、より関係性が深まるので、ぜひやってみてください!
さいごに
このように、日々の中で「良かったこと」を思い出し、書き出したり、誰かと話し合ったりすることで、ネガティブな情報に引っ張られやすい感情をコントロールできます。
目まぐるしい日々の中で忘れがちな「小さな良かったこと」を受け止め感謝する習慣をつけることで、毎日の幸福感が大きく変わるでしょう。
少しでも落ち込んだり、疲れを感じたりしたときは、ぜひ「良かったことを思い出す」を試してみてください。
「良いことも意外とたくさんあったじゃん!」と思えた瞬間が、きっとあなたを元気にしてくれるはずです。
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