いつの間にかうっかりちゃっかりフレンチな、うちの肉じゃが
「今晩は芋と鶏にて手抜き!明日のnoteもつぶやきにしよう!」
と思っていたのだけど、あれよあれよと完成品がうっかりちゃっかりTOP画像のようなおフレンチっぽい感じになったので、簡単にその経過を。
手抜き!と決めてスーパーで鶏肉(ドラムスティック部分)だけ買ってきた昨晩。この記事で書いた超シンプルな「うちの肉じゃが」を作ろうと思った。
この投稿から3ヶ月も経ったことに呆然。。
どうして最初から?と自分のカメラ技術がなさすぎてショックなのだけど、ストウブ鍋にオリーブオイルを多めにひいて、皮に焼き色がつくまで軽く塩胡椒した鶏スティックをソテー。
いい感じにうっすら焼き色がついたら、一度鍋からひきあげる。
じゃがいもは気持ち大きめに切って水にさらしておく。
冷蔵庫のあまり野菜も今日は使ってしまおう。にんじんとフランスの硬すぎるキャベツも適当に切って、鍋で全部まとめてソテー。
野菜たちの上に鶏をのせて、にんにくをひとかけ薄切りにしたのとハーブを適当にのせる。今日は、というか今日も我が家のハーブはタイムとローリエ。
ストウブの鍋は無水調理できるのがウリだが、私は安い白ワインをどぼどぼといれる。
フタをして、最初中火くらいで沸騰したらごく弱火にして、20分くらい放置。
20分もすれば、どんなに硬いキャベツもじゃがいももほろほろに。
バターいれちゃお。さらに5分くらいしたら火からおろしておく。
これで通常は盛り付けて完成なのだけれど、週末のちょっと失敗系ベアルネーズソース、はんぺんリカバリーコロッケで使用したハーブ、エストラゴンがまだ残っている。
リベンジしちゃう?しちゃうよねってことで、ケイチェルおじさんが参照しているシェフ・ミクニの家庭向けの簡易版ベアルネーズソースを見ながら作ってみよう。
玉ねぎないからエシャロット、パセリがないからエストラゴンで。
(これがおそらく本来の姿)
白ワインとヴィネガーとエシャロットのみじん切りをぐつぐつ。
ときほぐした全卵を少しずついれてとにかくよく混ぜる。前回ここで失敗したから慎重に。
レンジで溶かしたバターをこれまた少しずつ入れて、とにかく乳化。
これはあったかいマヨだ。
今回いい感じだな。
エストラゴンのみじん切りを加えて塩胡椒で味を整えたら、簡易版ベアルネーズソースの完成。
シェフミクニ風に、「うん、酸味が効いてバッチリでーす」
さすが世界のミクニ。無駄のないわかりやすい作り方。
ステーキ肉をほおばってはふはふいいながらワインで流し込む試食シーンがこれまたいい。どんだけ一口大きいの!?
ってことで思わずチャンネル登録。
いつもの乳白皿に盛り付けを。肉を見せたいのでソースは下置きしたくなる性分。
野菜を盛り付けて、肉を立てかけ、茹でておいたいんげんものせて気持ちパプリカを振ったら、あら不思議。いつのまにかなんだかフレンチ。
ちょうどいい平らな丸皿がないので、私用は細長系で。
この3ヶ月のnote生活で、確実に料理のバリエーションが増え、日々お世話になっている方々の食卓を垣間見ては色々と学んでいる。
一番の料理教室は実はnoteなのではないかと、最近密かに思い始めている。
今日のわんこ:パリの暗い朝、メトロの駅までお見送り