見出し画像

母の過干渉、再来。


毒親、毒親、と、わたしが感じているのは主に父だが、母に対してこう思うのはどうかと思っているのであまり言っていないのけれど、母も父と対象的な毒親であると思っている。
昔から過干渉が度を過ぎるのだ。
エピソードを上げるとキリがないので省くが、最近はようやく過干渉が落ち着いてきたと感じていた。心の距離が遠すぎず近すぎずになったというか。なので、優しさや気遣いも素直に受け取ることができるようになってきていた。

ところが。一昨日、LINEで
『年末年始は病院やってないし、救急も混んでるから、何かあった時のために入院しててね』
と、送られてきた。

…What????????

いや、生活できるくらいに回復したら家に帰っていいよって主治医も言ってるしリハの先生も言ってるけど???
あたし、クリスマスには退院できるように頑張ってるんだけど???
てか年末年始は流石に病院に居たくないんだけど???
え、あたし、何のために今頑張ってるの???

色んな思いが頭の中を駆け巡った。
悩んだ末に、
『年末年始は流石に病院に居たくないよ』
と、シンプルにそれだけ返信してみた。そうしたら
『外泊すればいいじゃん』
と返ってきた。
…頭を抱えた。精神科じゃなくて内科でもなくて整形外科なんだから、外泊っていう概念は無いんだよ…。
もう、埒が明かないと思ったので電話してバトルした。バトルしないと退院できないと思ったから。

電話の内容はよく覚えていないが、その日母は面会に来る予定だったところが来なかったので、怒り心頭なのだろう。怒りたいのはこっちだよ。結局わたしは今も母の手のひらの上で転がされているのか。そう思うと怒りと共に虚しさが込み上げてきた。

母のことは嫌いじゃない。むしろ好きな方だ。仲もいいと思う。ただ、母の方がそういうモードに突入してしまうと、非常にめんどくさい。
分かるんだ。幼少期〜思春期のことを考えると母がわたしに対して過干渉になるのも無理ないことなのかもしれない、ということは。
最近は落ち着いていたと思っていたが、今回の飛び降りと3回の手術で関係が縺れていることは感じていたものの、ここで心配が度を過ぎてそっちの方向に行くか〜。わたしの気持ちは何も考えていないんだなぁ〜。という感じ。
それはわたしのことを考えての心配ではなくて、自分の不安を解消するための“エゴ”という名の心配なのだよ。押し付けの心配なのだよ。こっちにとってはそれは負担でしかないのだよ。
昔のわたしだったら、めんどくさいので従っていたと思う。
ただ、今のわたしはもう昔のわたしとは違う。母の他に待っていてくれる人も居るし、もう従順なわたしではない。ちゃんと自我がある。
そして、年齢のことを冷静に考えてくれ。もう1人の大人なのだよ。確かに自立はできていないけれども。

親のスネをかじりながら蜜を吸いながら生きてることは自覚している。だが、わたしが親離れするよりも母の方が子離れできていない。と改めて感じた。
本気で
『もう、グループホームとか入った方が楽かも』
と考えた。でも、そう考えていることを母に伝えたら母がどうなるか、どんなリアクションをするか、想像しただけで恐ろしくて、その気持ちは胸にしまった。普段は穏やかなものの、ヒステリックな面もあるので難しい。

自立しているのが当たり前な年齢なところ今もスネをかじりながら生活しているので、こういうこと、今面倒を見てくれている母に対して“毒親”だと思ったり発信することは、はばかられるし、自立している精神疾患を患っている方々からしてみれば甘えとしか考えられないと思うし、自分でもそう思っているので母について悪く書かないようにはしていた。
けれども、どこかへ吐き出さないと自分が壊れそうだったので、記事にしました。
ごめんなさい。

無事退院できますように。
退院後のことも思いやられるけれど、なるべく穏やかに生活できますように。


いいなと思ったら応援しよう!