夫90歳・妻77歳:フィリーは朝食の話
毎朝決まって夫となった方の手になる朝食、それを「大物」らしくゆったりと召し上がる。。。
(松井久子著『つがいをいきる』の内容から。90歳と77歳の新婚記。。。)
たまたま、我が家も夫90歳、妻の私77歳。それで、出版されたばりの本をわざわざ送ってくれたのでしょう、日本の友人。
才能あふれる健康そのものの有名なご夫婦と比べるのは大層気がひけますが、年齢だけでなく双方自分でできることは自分でするとか、自然体で一緒にいて気分がすごく楽、その辺が同じだなあと思い、興味をひかれました。
ここでは、ご本の読後感でなく、なぜか思いついた健康的ともいえない我が家の食習慣のみ思うまま書かせてください。
まず手抜きという言葉が思いつかないほど、それが普通の毎日を過ごしています。
ここ数年、健康上食事制限のある私と同じ食事をとることが少なくなった夫ですが、
朝食はこんな感じです。
月曜:夫:自分の好きなピーカンナッツ入りシリアル
火曜:夫:自分で調理・ベーコンエッグ
水曜:フィラデルフィアの街のさまざまなカフェでの朝食、
夫:アーモンドクロワッサン
木曜:妻の調理の野菜入りオムレツプラスベーコン
金曜:夫:自分の好きなシナモンレーズン味のグラノーラ
土曜:夫担当でオートミール
日曜:妻担当でクリームチーズ付きのベーグル
これにチャバッタパン、ギリシャヨーグルトをかけた季節の果物
とコーヒー。
昼食は完全に夫は自分で、妻は果物を添えるだけ。3時には夫はデカフェかワインで気に入りのパイなど。夕食は息子に教えてもらった週3食選んだ献立で材料まで入ったものが届くので、夫の夕食には買い物もせず二日に一度のわりで妻が調理し、夫がそれにサラダかアボカドかアップルソースを添え、他の日には残り物か冷凍食品を温めるかたまにレストランで友人たちと会食。
日本の方から「彼、可哀想。。。」という言葉が聞こえそうですが、それを言ったら夫はきっとびっくりすることでしょう、ごく当たり前な食習慣なので。
ただ『つがいをいきる』で、愛情込めて毎日の夕食などお料理されお相手を日々大事にされているご様子を知り結婚22年の私も感じいっております。
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残り火に燃える:つか子と「あの人」 [ 1 ] 東京
残り火に燃える:つか子と「あの人」 [2] フィラデルフィア 編集中
残り火に燃える:つか子と「あの人」 [3] ポカラ 編集中
残り火に燃える:つか子と「あの人」 [4] ノバスコシア 編集中
残り火に燃える:つか子と「あの人」 エピローグ
長編:[完 ]残り火に燃える:つか子と「あの人」プロローグ・本章・エピローグ:編集中
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