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抜けないコルクと二人組
ワインを買った。そして今日は飲むぞーと意気込んでいたのに、まさかのコルクが抜けない。ビクともしない。待ち時間(ボトルを横にしてしばらく放置)を含めて2時間格闘。まさかの手首負傷である。手のひらも至る所が真っ赤。何をやっとんねん。
木曜日はゆりあ先生の赤い糸といちばんすきな花、WEST.のYoutube配信日と楽しみが多い。ワインが時間通り開いていればなおさらよかったのだけど。
ゆりあ先生もすっかり佳境である。なんか痛かった。最後のシーンでゆりあ先生とゆうやが気持ちをぶつけ合うシーン。二人のことのはずなのに、二人だけでは完結しなくて、それがじわじわと不安を募らせる。
いちばんすきな花で、最後に美鳥ちゃんが空港でゆくえちゃんに言った言葉「それぞれと二人でいる時間が好きだった」がやっぱり印象的だった。みんな好きだけど、それぞれと二人でいる時間が好きで、みんなと一緒にいる時間はちょっと違う。それってすごくよく分かる。
私も基本的には人との関係は一対一がいい。仲の良い人の友達や恋人と仲良くなれるという方程式は存在しない。でも、実生活でもnoteでも、見ているとある人からある人へと繋がろうとする、または繋がっていく傾向があるような気がしていて、それが私にとっては心地よくない。
かくいう私自身も同僚と話していて、ついつい自分が仲良くしている別の同僚の話をしてしまったり、今度一緒にオンラインで話しましょうとか飲みましょうとか言ってしまう。たまたまそれが大丈夫な人が多いからいいけど、よく考えると私はそれされたらあんまり嬉しくないなと思った。矛盾の塊である。
強制される二人組が嫌いだけど、自分で選ぶ二人組は好きなのだろうか。なんとも自己中な発想だけど、きっとそうなんだと思う。
大好きな人が仲良くしている人を、どうしても好きになれなかったことがあるから怖いのかもしれない。大好きな人が大事にしている人を自分は大事にできないことが怖いのだろう。でも一対一だけでは人との関係は成り立たないから、私が考えているのはとても自分勝手なことなのだろうと思う。
ゆりあ先生の、りっくんもそんな感じなのかね。あそこまで私は複雑じゃないか。
ワインのコルクがあかないせいでクソッとなり、ビールをあるだけ飲んでしまった。ワインと私、一対一の対決だったのに、ビールが参戦してしまった、そんな感じだろうか。いや、違うかも。
寝ます。