誰にでも平謝りくらいできるのでは
昨日、信じられないようなミスが発覚し、外部の方に謝って説明する場をオンラインで設けたのだけど、ポンコツ上司が先方から問い詰めを受けたらまさかの黙る。え?と思い、部下の私がフォロー。その後、重要な局面で一言も言葉を発さない上司。私は同席者だったのに途中からメインの説明と謝罪をする。しかし、先方が理解のある方だったので最後はご納得いただくことができた。確実に私のおかげ。
あんたさ、金もらってる分の仕事くらいしなさいよと思い、直後の内部の会議でこてんぱんに言った。内部の話し合いなのにまだ謝らない、非を認めないのを見て、本当に許せんと思った。仕事における不誠実は嫌いである。前々からへっぽこのポンコツということは分かってだけど、ほんとに最低だと思い、怒りが収まらなかったため、その上の上司に告げ口。じゃなかったご報告。こういった対応は初めてではないということも伝えたら衝撃と言われた。だよね。
もともとなかった信頼感が地を突き抜けて、ブラジルの人聞こえますかー状態である。ブラジル人もお前のことなんぞ信じない。
謝るってそんなに難しいことではないと思う。特に、とりあえず謝って場を収めることができる場面では、謝った方が自分が楽になる。相手も謝罪を聞けたら一つ満足だろうし。ビジネスでは然るべき場面で頭を下げられる人の方が偉いと思う。常にペコペコはダメだけど。それだと別の意味のポンコツである。
これは仕事に限らずだけど、めんどくさい人とやり取りするとき、私はとりあえず謝っとく。それは心からの謝罪ではなく、これ以上あなたに関わりたくないからこの盛大なる謝罪でさっさと満足しての意味で。だから私が平謝りを重ねているときは、この無意味なやりとり早く終われよモードの時である。
へっぽこポンコツの話に戻り。別の人から最近の様子を聞いたら、出張に向けての準備で忙しいとほざいていたとか。先月は別のイベントで忙しくて対応できません。その前は決裁書類の確認作業が立て込んで対応できません。その前は、忘れた。つーか、みんなそんなもんですけど。あんただけ特別じゃねーんだよ。管理職でその分金もらってんだから、やれっつうの。
踏ん張って頑張ろうと思っていた矢先だったので、怒りを通り越した後は虚しさの極み。なんでこんな人と仕事しなきゃならないんですかと。だから、もうこの担当は無理ですと数日前に訴えた続きで、このへっぽこポンコツ上司も信頼ゼロなので無理ですと、超絶わがままですみませんと前置きしつつ再度訴えた。ていうか私何も良いことない現担当でよく耐えてるなと自分を褒め称えたい。私偉いのよ。もっと報われていいはずなのよ。
今日あまりにもでかい溜め息を連発していたら、現地スタッフが私を見ながらコソコソと何か噂していた。ドアは開け放ってるとはいえ壁一枚挟んだ先から聞こえる何連発もの溜め息、そりゃ色々勘繰るわな。ごめんよ。
結局のところ、一度も謝罪の言葉を聞いていないと言う事実。すみませんやごめんなさいって、発音難しくないけど。本来であれば、大和田みたいに土下座案件のところ2500歩譲ってんのにな。