3ヶ月間内省を日常にしてみたら、ほどよい他人の目がありつつ気軽に書く場所が必要だったと気づいた
自分に新たな環境を用意したいと思い、2024年の10月から「もくもく内省さんたちの集まり」に参加しています。
この集まりをざっと説明すると、
わたしの自己紹介を、こんな感じで掲示板にしてもらい、ツリーにもくもく内省していきます。
参加したきっかけは、対話のコミュニティでお友達になったみかんぬさんの呼びかけを見たこと。みかんぬさんはこの集まりの発案者であり、場を守ってくれている人です。
「内省」の響きに難しさを感じるかもしれないけれど、要するに、日記やジャーナリングに近いです。スキもコメントも自由。コメントに返信がきたらラッキーくらいのゆるい距離感です。
自分の日記帳やSNSに書くのとは違うのか…?と思った方もいるでしょう。
やることはそれと同じ。
でもわたし、自分だけが見るノートでジャーナリングを続けようとしても、Xやnoteで連続投稿しようとしても続かなかったんです。そんなわたしが、(日付をあけることもあるけれど)10/9から今日まで内省が続いています…!
月額300円を課金してnoteの限定公開で日記を書く...?と、はてながたくさん浮かんでいると思います(笑)
が、わたしは、この集まりに参加してよかったーー!と思っているので、今回のnoteは参加してよかった理由をまとめました。
【前提】わたしは、つい考えごとをしてしまう人
みなさんは、頭の中でぐるぐる考える人でしょうか。わたしは、我ながらめちゃくちゃ考えこんじゃう人です。自分の資質を理解するツール「ストレングスファインダー」で、内省が第3位に入っているだけあります。
日常生活では、考えすぎて行動が遅くなったり、相手にストレートな物言いができなかったりと弊害もあります。でも、対話のコミュニティでご一緒しているストレングスファインダーコーチのりょうじさんから、
「資質はエネルギーが強い部分を示しているから、どう活かすか次第です」といった言葉をいただいて、
「内省(をはじめとした上位資質)をわたしの強みにしたい!」と感じていました。
①なぜ、もくもく内省が続いているのか
では本題。
自分用ノートでも、SNSでも、内省が続かなかったわたしが、なぜこのコミュニティは続いているんだろうか。考えてみました。
【1】最初の5秒の書き出しがしやすい
この集まりは、投稿のハードルがめちゃくちゃ低い。たった一言を書いて投稿ボタンを押す。それだけで及第点なんです。
一言を書くためにノートを開いてペンを握るより、スマホでnoteを開くほうが打ちやすい。かつ、SNSのように不特定多数に見せるわけじゃないから、書く障壁がぐっと下がっています。
【2】内省している誰かがいる
ゆるやかな集まりなので、コメント合戦はないし、自分がスキを取りに行く感覚もありません。ただただ、内省をしたいと集まった人たちが各々の生活と向き合い、文字にしている様子に励まされている気がします。
さらに、一緒に内省している仲間がいることで、(少しだけ)書く体裁を気にして読みやすい文章を意識することにつながり、わたしにとって書く練習になっていると感じます。
②3ヶ月間内省を続けて気づいた3つの変化
【1】思考を可視化できた
さきほど、たった一言書けばいい、と書きました。
確かにそれでハードルは下がったのですが、見返してみると、一言で終わった日は片手で数える程度だったんです。
まっったく書く気が起きないときにも、まずは開いて、思ったことそのまま一言書いてみると、なぜかスラスラ書ける。
ある日は、なーーんにも書くことが思いついてなかったのに、一言残そうと書き始めて、書き終えたときには1600字になっていました。
きっと、わたしは自覚していなかっただけで、たくさん考えていたんだろうな、わたしに見える形で残せていることがうれしいな、と感じます。
【2】自分への問いかけが増えた
今日内省したいことを思いついたとき、それを書き出したとき、わたしからわたしへの質問の回数が圧倒的に増えました。
たとえば、仕事をしていて感じたことを書こうと決めたとき。
なんで、仕事でのイライラを書こうと思ったの?
仕事でイライラしたとき、どんな気持ちだった?
ほんとうに、それだけの理由なのかな?
書いた今、どんな気持ち?
その気持ちを書いてみて、何か変化はあった?
というように、自分で自分にインタビューしています。だから、【1】で書いたとおり、思考が増え、また新たな興味へわたしを連れていってくれている。わたしからわたしへのインタビューは、noteを書くときやSNSを更新するときに、じわじわと効果をもたらしています。この場所が、思考のスタートになっている感覚です。
さいごに
月額300円を課金して、自分が日頃考えていることを、もくもく内省し続ける。
「なかなか魅力が伝わりづらいかもしれない...」と思いながらも、わたしにとっていい訓練になっているので、このnoteを書くことにしました。
新年に、内省する場所を自分にプレゼントにしたいと思っている方、全力でおすすめします。
詳細はこちらをご覧ください。