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#47 選手が結果を出すためには、まわりとの信頼関係をどう築けるかが肝心

お久しぶりです。

今年に入ってnoteの記事を書けていなかったので、
まず初めに簡単な現状報告をします。
ご興味の無い方は飛ばしてお読みください。苦笑


今シーズン公式の発表では

福島ユナイテッドFCのトップチームおよびアカデミーのS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ

として主に活動しております。

その他、
・仙台大学女子サッカー部
・小中高校生
・プロゴルファー
以上の方々へもトレーニング指導をさせていただいてます。

福島ユナイテッドFCトップチーム
・グラウンドでのトレーニングを週1日
・ジムでのトレーニングを週2日

アカデミー
・U18は週2日
・U13〜15は週1日

といった形で関わっており、1日のうちに午前トップチーム午後アカデミー といった日もありますので、実働時間としてはトップチームの完全専属時よりも少ない状況の中で携わらせていただいてます。

関わるチームや個人が1つではないので、それぞれのトレーニングプログラム作成やデータ管理、振り返りなどを整理したりまとめるためにも指導以外の時間が必要になるので、

指導時間:準備&振り返り時間 

の比率的にはバランスは取れているように感じます。

今回はこのような業務形態の中で、どのカテゴリーや種目においても共通する


「信頼関係を構築することの大切さ」


について私が最近感じていることを書いていこうと思います。




信頼関係とは


そもそも、信頼関係とは何か?

から考えると、

これは昔私が大切な人から言われたことで、noteの過去記事でも何度か触れているのですが、

「信頼」というのは、

自分の意思によるものです。

つまり、相手がどうだからとかは全く関係ないです。


約束を守ってくれるから

とか

自分のことを大切に思ってくれるから

とか

気が合うから

とかではなく、

自分が信頼しようとするかどうか?


なんです。

信頼できる

ではなく、

信頼する


なので、信頼関係というのは

信頼しようとするお互いの覚悟

の上に成り立っている。

と言った方が分かりやすいのかもしれません。


信頼関係を構築するためには


上記のように

信頼関係=お互いの覚悟

ということであれば、

それを構築するために必要なことは1つしかありません。

それは、

相手を信頼するという覚悟を決める

ということです。

結局、相手が自分のことを信頼してくれるかどうかなんてコントロールできるものではありませんから、

ひたすらに自分が相手を信頼した上で行動していくしかないんですよね。

なので、

なんで私のことを信頼してくれないんだろう、、、

という悩みがある方に一度考えて欲しいのは、


あなた自身がその相手を信頼しているのか?


ということです。


きっと、信頼していない人が多いんじゃないかと思います。

なぜかというと、本当に相手を信頼しようと覚悟している人は、そもそもそんなことを考えて悩まないし、相手を信頼しているからこそ、行動がポジティブになっていくはず。

そりゃそうですよね。

信頼している人のためだったら、結構頑張れるし、コミュニケーションもどんどん取ろうとしますよね。

ここで、例えば相手があまり良い反応をしてくれなくても、関係ありません。笑
※執拗に関わろうとして嫌がられてはいけません。距離感は大事に。笑
距離は置いて、ただ自分が信頼していれば問題ないです

私は信頼しているのですから、それに基づいて行動してくだけです。

ここが大事。

自分に置き換えて考えてみてもそうだなーと思うのですが、

一見、ちょっと苦手だな、、

と感じる人でも、オープンに自分の想いや希望を話してくれて、それに向かって自分なりに努力して行動している人であれば、

時間はどのくらいかかるかは分かりませんが、

こちらの心も少しずつ開いていくと思うんです。


専門職にありがちな、
「自分の力さえあれば認めてもらえる」
は大きな勘違い


スポーツ選手も個人事業主であり専門職です

有名な話ですが、そんな専門職の人がよく、

「自分の技術や能力さえ高めれば、認めてもらえて、結果も出るはず」

といった考えに陥りやすいようなのですが、

これは大きな間違いです。

いくら能力が高い人でも試合に出れなかったり、試合に出れても結果を出せていない人なんてたくさんいます。

サッカー選手でもいます。

え、あの選手がなんでJ1で活躍できてるの?

みたいな話、よく聞きくのですが

でも、それにはもちろん理由があって

それがただ単にその選手のサッカーの能力だけではないんですよね。

自分のことはもちろん、周りの人たち、選手やコーチとの信頼関係を構築するために

きっと色々な行動をとっているんだと思います。

・自分の意見を伝える
・相手の話を聞く
・何事にも興味をもつ
・相手を思いやる
・笑顔

など

自分の想い、やりたいこと、できることはただ待っているだけではなく、
伝えに行かないと伝わらないんですよね。

上記のように伝える方法はたくさんあると思いますが
まずその大前提に、


「信頼するという覚悟を持つこと」


ができていれば、自ずと自分の行動は変わると思います。



少し抽象的で精神論のような話になってしまいましたが、

簡単に今回の話をまとめると、


・信頼関係とはお互いの信頼しようとする覚悟の上で成り立つもの

・であれば、あとは信頼した上で行動するのみ

・チームスポーツは特にこの信頼関係の構築が大きく結果に影響するので、自分の力の向上のみならず信頼関係の構築ができると成果が出やすいのでは

・「わかってほしい」 ではなく、「わかってもらえるよう行動する」

といった感じです。

今回は、
ふと最近感じたことではありましたが、
1年という長いようで短いシーズン、悔いの残らないよう私もどんどん行動していかないと!
と、自戒も込めての内容となりました。


いよいよユースチームはリーグ戦が今週末から開幕します!
トップチームも連戦など過酷なシーズンとなっていますが、良いコンディションで試合を迎えられるよう引き続き頑張ります。

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