#盛岡についてのnoteを(ときどき)集めて綴じています。
いつものお散歩道に咲いていた花 季節も歩いていってしまうので知らずのうちに消えていってしまう 自分のあたまだけに入れておくのは少しさみしい気がしたので、書き留めておきたくなった *セイダカアワダチソウ(背高泡立草) 別名は、背高秋の麒麟草。ちょっとかっこいい。 ぎゅっと集まってにぎやかな大家族みたいだ。 【花言葉】生命力 元気 *ヒメジョオン(姫女苑) このお花はけっこういつも咲いている。ただこの季節になるともう見納めかな、なんて思って。 【花言葉】素朴で清楚
少しづつ溶けていくルイズ。 生物が土に還る過程を見ているみたいだ。
今日の夕顔瀬橋。 渋滞はイルミネーションみたいにきらきらで。 待ってる人たちにこの景色を届けたいと思った。 2ヶ月早い、ほのかな聖夜の兆し。
写真は盛岡城跡公園でいちばん紅葉が綺麗な木。 眺めのいい場所はふたつ。 ひとつはトーテムポールから2つ目のベンチ。木のすぐ近く。色の迫力が、本当にすごい。 もうひとつは中津川沿い端から4つ目のベンチ。すこし離れて、木の姿勢をゆったり見られる。わたしはこちらの方がお気にいり☺️
本丸は、さみしい 昔あったお城はなくなった 盛岡城は赤色だった 南部伯爵の銅像も居なくなった 戦争に使うから、とどこかへ行ってしまった 台座だけ残った 街を見下ろす東屋も消えた 遺跡調査のためらしい 凌虚亭という三角あたまだった けれど人は来る ここは盛岡城のてっぺんがあったところ 石を削ったベンチに座り呼吸する また立ち上がり降りていく 彼らはどこへ行くんだろう そして人はくちにする 「城北、城南、城東、城西」 盛岡のひとたちは 今はもうないお城を 心のどこ
太陽に口づけされた彼女は、 綺麗な色をして 夏という季節の奥に 走り去ってしまった 夏が始まる頃、この形容詞を知った 「日に焼けた」「日焼けした」という意味を持つ 年齢を重ねて過ごす夏数が増えるたび、日焼け、というものはなんだか呪うべき相手のように思える。 肌アレを起こす、カワが剥けちゃう、シミになる…日光から肌を「守る」ために日焼け止めはもう無くてはならない存在だ。数ヶ月のあいだ我こそという顔でポーチ内に鎮座する。ちょっと邪魔だけど、いてもらわなきゃ困る。 けれど
短歌にはまっている 短歌は楽しい 字数は決まっている 少しくらいはみ出してもいい 足りなくたっていい 少し思ったことがあるとき31字のこれを使えば なんだか不思議と納得がいく 遊びにもなる 昔からの娯楽なのだ ありがとう昔の日本の人たち お陰で楽しくやっています さて、今日はここに 短歌を少しだけ載せようと思う 普段は短歌を詠むsnsでだいたい詠んでいるけど、それがだいぶ煩雑になってきた 思ってる以上に詠みすぎた 歌詠人の方たちと交流をするには、またつぶやきのよ
わたしの此の所の様子としては、情緒が豊かだということが挙げられる いや、見栄を張った 情緒が「不安定」である 感動しやすい 怒りやすい 悲しくなりやすい 嬉しくなりやすい 死にたくなりやすい 死にたい、という言葉 「-たい」は意志の言葉 だからポジティブ ヤッタァ! こんなろくでもないことを言うのにはある訳がある 自棄になり、というより自分を追い込みすぎた時があった (ここではその理由は記さない そんな義理はないし、覚えていないから) 酷いくらいに自分が嫌
20年と6ヶ月 ここに来てやっと放してあげることにした 自分で自分を可愛がりたいのだ もう少し働いてもらうけど、よく頑張ったね 少しの休息は必要だったみたい どうか落ち着きを取り戻してきてくれ
わたしは優しくふわりとした人でいたかった そう自身で思っていたからそう行動し、そう周りからも思われていたように感じる とても心地よかった それはわたしの一部であることには変わりない これからもそのわたしは存在する けれど少しだけ一人頭を抱えるのに疲れてしまった
こんな真夜中の思考をまとめる場所にした 真夜中というのは生活に必要なものではなく、脳内の時間帯を指す
地層みたいにおしゃべりが埋もれていくんだろう 会話履歴でも 記憶でも そして それが無性にさみしくなったりするんだ もしかしたら後悔もして狂いそうにもなる 分かってる そうした時、わたしは煙草を吸おう これまでみたいに 雨の日だから、とか そんなことを考えない あのやわらかくて泣きそうな火はきっと 本当に綺麗なものだ それはとても熱いので 決して触れられないけど 指さきで包んで 飲みほし体奥にとりいれてしまいたくなるほど 本当に愛おしいものだ 縋るなんてものじゃな
女の肌は水晶のように暗闇に浮いた
「優しいね」と言われた 私は人に優しくありたい。 同時に、私に優しい人間でありたい。 「他人に優しく、自分に厳しく」 こんなものはくそくらえである 言葉遣い悪いね、気をつけなきゃ 私の他人に対する優しさは 三人から成り立っている 謂わば、天使と悪魔と、ハザマのような 白い服を着たやつは、 本心から彼/彼女を心配し穏やかに接する その人がどうか少しでも楽になれるように 落ち着きを戻せるように 黒い服を着たやつは、 感謝しろよと言っている 面倒臭いやつに構ってやるな 自
『空に小鳥がいなくなった日』「いざない」 ーー 私が思い出すのは単純な畏れ 落ちてゆくイカルスの若々しい体を 残酷な優しさで抱きとろうとする 母なる地球の愛の重力 ーー 谷川俊太郎さん 絶望が、生からの脱却過程が、許しへと変わる
『うつむく青年』「後悔ー五つの感情・その一」 ーー せめて上手に後悔しようと 過去を苦い教訓に未来を夢見る事は あの日のあなたのかけがえのない こわれやすい愛らしさを裏切ることになる ーー 谷川俊太郎さん 生き進むために諦め、けれど本当は留めていたかったものを肯定される温もり