短歌
短歌にはまっている
短歌は楽しい
字数は決まっている
少しくらいはみ出してもいい
足りなくたっていい
少し思ったことがあるとき31字のこれを使えば
なんだか不思議と納得がいく
遊びにもなる
昔からの娯楽なのだ
ありがとう昔の日本の人たち
お陰で楽しくやっています
さて、今日はここに
短歌を少しだけ載せようと思う
普段は短歌を詠むsnsでだいたい詠んでいるけど、それがだいぶ煩雑になってきた
思ってる以上に詠みすぎた
歌詠人の方たちと交流をするには、またつぶやきのように書き留めておくにはいい場所だ
ただ、自分のお気にいりが埋もれていき知らぬ間にマントルのように掘り起こされもしないとなると、やっぱりすこしさみしい
だから自分の記憶の地表近くにあるうちに
すこし避難場所にでもしようと思いこの記事を書くことにした
おにぎりチャレンジ
まずは7/16に思いつきで始めたこれ。
お腹が空いていた。
ただ何を食べたいか特に思いつくわけでもなく、なんとなく、おにぎりを題にした。
おにぎり、いいよね。
なんかこうほっこりする。
そのネーミング。そのままやん。
「米を握ってみました!」
そうだね、握られたね。
それに米をわざわざ握るって、ありきたりに言えば米に余分に愛情が入ってるんだよね。
おにぎりってただまるめるだけじゃないもん。
さて、早速詠んだものたち。
向かい席
毎日おにぎり食べる君
その膨れ頰 触れてみたいとか /改
おにぎりの具にひとくちで届くかな…
今日も今日とて
オオグチチャレンジ
これらは連作のようなそうでないような。何か未来があるといいね。
汗だくで声も枯らして
その後の
麦茶とウインナ
母のおにぎり
運動会だね。なんとなくありそうな情景。
富士山の上な訳ではないけれど
昼の教室 あれは確かに
教室。学校シリーズかな。戻るには少し心許ない景色。
これを詠む貴方はどちらが好きですか
ぱりぱりなのか、ふにゃふにゃなのか
これを詠む貴方はどれが好きですか
まんまる、さんかく、しかく、にぎらず
それぞれ個性があるおにぎり。みんなどんなのが好きなのかなぁと詠んでみた。
ところで、歌にもある『詠む』という動詞。短歌を詠むようになって改めて調べたところ、「短歌を生み出す」だけでなく、「作品をなぞることで作者の心を追体験する」という意味もあるという。なるほど。とりあえず短歌に関することは、『詠む』ことにしようと思う。
君の大好きなおにぎりの具はなあに
タラコ?
僕も!これは運命!
君の大好きなおにぎりの具はなあに
ツナマヨ?
僕たち合わないかもね。
おにぎりだけで、なにかほんの少しの歯車で人の関係って変わっちゃうのかもしれない。
敵の敵は味方というか、自分の嗜好なんかは時として大きい影響力がある。
それはさておき、わたしはツナマヨも大好きです。
海苔を巻いても一人
何を隠そう、俳人 尾崎放哉の自由律俳句のオマージュだ。教科書で見たことがあるよね、「咳をしても一人」。
この句はすごい。詠んだ途端、もの寒くなる。切なく、寂しく、こちらまで弱気になる。五・七・五なんて知ったこっちゃない句だけどこんなに分かりやすく作者と同じ気持ちになれるものはなかなか無いと思う。
やっぱり頭につく作品。わたしは尊敬を込めて海苔を巻いてみました。ひとり暮らしの寂しさに、あたたかさをひとつまみ入れられたらいいなって歌です。
というわけで、だいたいこんなとこだろうか。わたしの作品は自分で楽しむためだけのものだけど、誰かが短歌に興味を持って、詠んだりしてくれるとうれしいなぁ。
とりあえずおにぎりの歌には満足したので、次は気が向いたときに他の短歌もまとめてみようかと思う。
何をもって定義するかは知らないが
おにぎりチャレンジ成功とします