こじらせ「知ってる仮面さん」 #2
こんにちは。
前回のアップからリトリートの開催があったりと
なんだかバタバタしてしまい、時間がたってしまいました!
マイペースで更新していければ!と思っております。
お付き合い頂けたら嬉しいです。
「知ってる仮面さん」#1はこちら
今回も実際に私が出会った、愛すべき「こじらせさん」にご登場いただきたいと思います。今回の事例、仮のお名前を桃子さんとしてみます。
(ご本人の承諾を得て事例モデルでご登場いただいております)
30代の桃子さんはとても頑張り屋さん。
20代からたくさんの書籍を読んでスピリチュアルの知識をつけ、今までにオラクルカード・エネルギーワーク・コーチングなどを学び、「癒す人」へのステップを踏んで ”いつか” の起業に向けて頑張っていました。お仕事を転々としつつ、心の奥に「もっと自分らしく輝きたい」「私らしく誰かを救う仕事がしたい」「きっと私には使命があるはず」という思いがあり、「起業して、活躍したい」と夢を持っています。
そんな桃子さんの現状は….
セミナー仲間は「桃子ちゃんは、何でもよく知ってるよねー」「やったらできるよ!」と言ってくれる。
でも…
・初めの一歩を踏み出しても長続きしない
・周りの仲間が変化していく様子に、いつでも自分に言い訳をしてしまう
・どうしたらいいのか、自分らしくが何なのかもわからなくなってしまう
・小さな出来事に一気一憂してしまう
誰かが素直に質問している様子を見ても、自分は「わかったちゃん」でいたいから、質問なんてできない。いつもちょっと引いた所から眺めてしまい、笑顔でみんなの質問に『答える自分』でいたい。心を開いているつもりで、心はいつも閉じこもり…。
窮屈さや息苦しさは、どうやったら無くなるんだろうと、ぐるぐる同じような状況を繰り返し、成長も改善もしないけど、何とか踏ん張っている状況が続いていました。
桃子さんの心の中を見てみよう
◉自分には才能があると信じている(信じたい)けど、自信がない
◉自信がないことに気づかれたくない….とありのままでいることが怖い
◉いつでも周りが ”どんな風に自分をみているのか” が気になってしまう
◉理想の自分への想いが強い
◉心の中が空っぽのように感じてしまう
そんな心に蓋をして、いつからか ”理想の自分” であるかのように振る舞うことが習慣化し、自分でも自分の感じていることがわからなくなってしまっています。
そして、今まで学んだ「知識」で「武装」し、心も体も硬くなってしまっている状況です。「知ってる仮面」を知らない間につけてしまい、今となっては仮面をつけているのが通常モード。
仮面が素顔にへばりついてしまって、外し方なんてもってのほか、自分でも素顔がわからなくなってしまっていました。
こじらせチェックポイント
前回触れた「知ってる仮面」をつけてしまうチェックポイントを、桃子さんの心の内側に照らし合わせながら見てみたいと思います。
☑️「成功」を望むのに、行動できない原因
☑️「失敗する自分」を見るのが怖くなってない?
☑️「知識」を得ただけで、「知ってる」にしてない?
今回のキーポイントは、心の奥に隠れている「自信のなさ」です。
自分を信じていたいと願っているけど、自信がない。
だから心を守るための「武装」が必要になってしまったんですね。
認められなかったらどうしよう
桃子さんは「自信のなさ」があることを薄々知っています。
”薄々”です。笑
この”薄々”というのがネックになってくるのですが、色濃くはっきりと知っている(認められている)と、そこに対して働きかけようと行動ができるのですが、桃子さんの場合は”薄々”なのです。
ではどうして”薄々”になってしまうのか?
それは、「できなければいけない」「できなければ認められない」という思い込みがあるからではないでしょうか。
もしかすると、今までの体験の中に、「できない」ことを誰かに笑われてしまったり、誰かに叱られたり、悲しい体験や、残念な体験、またはプライドが傷つきそれを ”恐れ” と感じた体験があったのかもしれません。
周りの人にとっては、少し茶化しただけだったり、励ましたつもりだったりする言葉や行動によって、悲しく感じてしまうことがあります。
あるいはプライドという ”自尊心” が傷ついてしまうこともあります。
”自尊心” とは文字で表す通り、自分を尊ぶ心のことです。
この、自分を「尊ぶ」ことを傷つけられてしまうと、心はその「自分を尊ぶ」という大切な行為を守る必要があると感じます。誰だって自分の「命」が尊いものだと、本能的に無意識の中で知っています。その危機において、心(命)を守るというのは、当然の反応なのです。
だからこそ、同じことが起きないようにと、心が対策を取ろうとするんです。
『「できない」「認められない」=「そんな自分には 価値がない」 』と無意識の思い込みに繋がり、『完璧な自分』『理想の状態の自分』以外の状態を見ないように、見せないようにとしてしまうのです。
ありのままの「心」を、自分にも、他の誰かにも見せないようにする行為を続ける内に、ありのままの「心」を感じることができなくなってきます。
自分不感症
今回も出てきました「自分不感症」!笑
ひとつ前のお話「こじらせ ”感謝” に囚われさん」の明美さんの時にも出てきた、自分の心がどう感じているのかに長く蓋をしてしまい、自分でも知ることができなくなっている状態。
心に意識を向けても、心を守るための対策を施した「武装化した心」しか感じることができなくなっている状態です。
だからと言って、「自信のなさ」がなくなる訳ではありません。
そして、”薄々” ながらも感じつづけてしまうので、いつもモヤモヤから解放されることができなくなってしまうのです。
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とまたしても、まだまだ続いて書いてしまいそうなので、続きは次回とさせてくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回こそは、こじらせポイント
☑️「成功」を望むのに、行動できない原因
☑️「失敗する自分」を見るのが怖くなってない?
☑️「知識」を得ただけで、「知ってる」にしてない?
まで、しかと書かせていただきます!笑
そして、それがどのようにこじらせポイント「実践してる?」に繋がり、どうやってこじらせから脱出していくのかまでを紐解いていきたいと思います。
続きを書きました!お時間の許す時にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
#3・#処方箋
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