鎗崎図書館 1日1記事紹介 その4 最強の話題
Noteで見つけた良い記事を、1日1記事紹介できれば良いと思って、ここに図書館を造らせてもらいます。
本日は、陽菜ひよ子さんの
です。
初対面の相手に出身地を聞くことが、最強の手段であるということですが、鎗崎の実感としてもこれは同じことを考えます。
しかし、外国人には最初に出身国を聞くことは当然であるのに、どうして日本人に最初に出身地法を聞かない手があるというのでしょうか?
初対面の人とは転機を話題にすべきなどという話も存在しますが、天気よりも出身地の方が優れた選択であると言えるでしょう。
出身地を聞けば、相手についての情報が多くわかります。
つまり、出身地について聞けば、自分は相手に興味を持っていると示すことが出来るわけです。
また、相手の出身地が分かれば、相手が知っている情報がどのようなものであるかもわかるため、話題も沢山作りやすいです。
陽菜ひよ子さんの記事では、歴史好きが相手でも、スポーツ好きが相手でも、美食好きが相手でも、話題を造ることが出来ると書かれていますが、本当にその通りです。
他者と話すためには実体的な話題が必要であって、実体的な話題が無ければお互いに共有できるものが無くなってしまいます。
これは、初対面の相手との会話だけではなく、会社の議論でも同じことが言えます。
科学技術とは実体について語り合うものですが、妄想について語るだけならばそれはフェイクニュースを共有ようなものです。
しかし、この手法にも一つだけ弱点があります。
それは、自分が歴史や地理に一定以上の知識が無ければ、相手の出身地を聞いてもその場所の文化について何も理解出来ないということです。
この弱点を埋めるために、社会人になれば歴史や地理について学んでおくことが大切であると言えます。
まずは全体的な日本史の流れについて知ることが、地理や歴史について知るためのコツであると言えます。
細かい地方史から覚えると頭がこんがらがることになりがちです。
時代ごとに日本史の主役であった地方は別なので、やはり日本史全体から地方史を知るべきでしょう。
奈良時代以前は西日本が主役であり、平将門の乱辺りから関東の存在感が増してきます。
東北地方は辺境と扱われることが多かったのですが、仙台を繁栄させた伊達政宗は内政に優れた武将であったと言えるでしょう。
明治維新では西日本が主役でしたが、戦後は東京一極集中が進んだと言えます。
この東京一極集中は、少子化を誘発させ、土地活用を否定し、日本の国力を落とすものなので、地方にインフラ投資をするべきだと考えているのは筆者だけではないでしょう。
最後に著書の宣伝をさせて頂きます。
日本史について俯瞰した記述を乗せているので、日本の地理や歴史に詳しくなりたい方は、御一読して頂けないでしょうか。
無料部分だけでも全体の内容が分かるようになっているので、無料部分だけでも是非お願いします。