ブランドコンサル会社の入社1年目が、丸紅のセールスコンテストで優勝した話。
はじめに
こんにちは、新卒1年目で入ったブランディングコンサルの会社YRK&、荒木です!東京コンサルティング事業部にて、自由に楽しくお仕事をさせていただいています。
このコラムではクライアント様である大手総合商社の「丸紅株式会社」様のピッチに登壇することになった経緯や、それによって見えてきたYRK&が目指していきたい今後についてを語っています。
(就活生の皆さんや、転職を考えている方、YRK&がどんな会社か知りたい人にピッタリの内容です!)
「できないことはみんなでやろう」を掲げる
丸紅株式会社と、一緒に走るYRK&
丸紅様とのお付き合いは、実はYRK&の創業当初からあったみたいです。120年ほど前から大阪の船場という街で繊維業が盛んなときからのお付き合いでした。今日では新規事業のPOC突破の案件や、まだ形になっていない事業を作り上げるところまで多くのお仕事をご一緒しています。
丸紅様の社内外広報で作られた堺雅人さん出演のPR動画でのキャッチコピーです。丸紅様の社員さんの中にあるDNAをうまくコピーに落とし込んだモノであり、特にリソースの限られる新規事業立ち上げ段階ではこの精神が大切になります。
このコンセプトがあるからこそ、我々のような事業支援会社であるパートナー企業が集まれるような「Oasis」という場所があり、そこでピッチコンテストを定期的に開催している。対外的に発信されているコンセプトが、社内のいたるところに感じられる素晴らしいブランディングをされています。
YRK&はコンサルティング会社では珍しく、伴走することに価値があるという考え方を持っています。資料を渡すだけの提案ではなく、一緒に施策を考え、一緒に現場に向かい、声をきき、共にブラッシュアップしていく。どこまでも事業に対してまっすぐに伴走する。そんなDNAができないことはみんなでやる丸紅様のDNAにピッタリとはまっているのです。
実際に私がYRK&に入社してから感じたことの1つに「本当にお客様の為になるのか?」という問が社内で繰り返されているのを見てきました。お客さんの事業を成功へ導くことが私たちの使命である。そう先輩方は背中で見せてくれている、中から見たYRK&はそんな会社なのです。
オープンイノベーションの一環として創られた
コミュニケーションラウンジ「Oasis」
丸紅様社員の方からのご紹介で入会させていただいたコミュニケーションラウンジ「Oasis」。
皇居の見えるオフィスでは、コーヒーやお菓子が自由に楽しめるドリンクコーナー、高速WIFIが完備されたオフィスラウンジになっており、1日に数回丸紅様でお打ち合わせがある私たちとしては、すごくありがたい、まさに都会のオアシスのような場所でした。
社内外のオープンイノベーションを生み出すことを目的に創られた「Oasis」では、コミュニケーションを促す工夫がいくつも用意されています。
このような工夫により、できないことはみんなでやろうは体現されていました。
「Oasis」でのデアイ
このビジネスピッチに来場者として数回訪れていた私は、コミュニケーターの方に「いつかは出場してみたいですね!」とさらっとお話ししていたのを覚えていてくださったのか、11月のピッチプレゼンに出場しないかというお話をいただきました。
大学生ぶりのプレゼンに緊張するとともに、いつも通っている大好きな場所でピッチができることにとてもワクワクしていました。
上司も驚く速さの2つ返事で快諾してからは、チャットGPTやコミュニケーターの方からの情報をもとによりよいプレゼンをすることに精を出します。
今回のピッチの採点基準はプレゼンの上手さ・ビジネスの魅力の2点でしたので、プレゼン資料をより伝わりやすい状態にすること、ビジネスに目的や夢を多く語ることで聞いている人にワクワクしてもらうことを特に意識しながら作成していきます。
※ピッチの内容が気になった方は、就活に対する相談等を受けるカジュアル面談を荒木が実施していますので、そちらでお見せできます。コラム最後にある案内からご予約下さい!
新卒1年目の新入社員が登壇へ
登壇直前まで資料をブラッシュアップしながらも、会場へどんどん入ってくる人を見て緊張していた開催前。後ろから見守ってくださる上司や駆けつけてくださった社長、いつもお世話になっている丸紅様の社員さんの方々のおかげで、ドキドキしながらも授業参観のような安心感を持ち、いよいよ登壇しました。
他の登壇者様も思い思いにその場を染め上げる様子を見て、戦々恐々としていましたが、始まってしまえばもう怖いものはありませんでした。
真剣に聞いてくださる皆さんの目を見ながら話していると、気づいたことはここはホームであるという雰囲気。皆さんが審査員でありながらも、皆さんが味方なように思えてきました。
実際プレゼン内容を深く理解してくださったような質疑応答の内容に、驚きながらも、入社から半年間ずっと見てきた事実をお伝えすることができました。
これは私が入社してからその背中を見せてくださった先輩方のおかげでとっさに思い浮かんだ言葉であり、嘘偽りのないまっすぐな事実でした。
自分でもこの言葉が出たのにびっくりしましたし、入社時に受けていた研修で誰かが言っていた言葉をいつの間にか自分も体感していたんだと会社の一員にちゃんとなれた気がしました。
結果は優勝!
ドキドキの10分間を追えて結果発表は、無事優勝。
久しぶりに順位がつくという経験をしたZ世代の荒木は、過度の緊張と優勝の嬉しさに運営さんとハグしました。笑
他の登壇者の方からねぎらいのお言葉をいただき、審査してくださった皆さんからもご丁寧にお声をかけていただき、ピッチ中に感じていたホーム感を改めて実感しました。
「Oasis」のピッチは順位が決まるモノではあるものの、いつもはおなじ空間で違う仕事に取り組んでいる不思議な空間で一緒に切磋琢磨している皆さんは、違う会社であるものの実は仲間だったんだと気づく瞬間でした。
会社の枠組みを超えて、気づいたら仲間になっている。
社会人になってからは体験してこなかった、一体感を感じられる場所、それが「Oasis」です。
会社の枠組みを超えて、よりいい未来へ
ピッチプレゼンを作成する際に採点基準であるビジネスを魅力的に見せることについて考えると、この会社はどこを目指しているかという本質的なところをプレゼンで見せれたらストーリーとしてきれいであると思い考えることになりました。
YRK&はリブランディングで日本一の会社になることを目標に掲げていますが、それは何のためなのか?その会社で自分は何を目指すのか?入社して約半年、立ち返るきっかけになりました。
私は就活をしているときから【日本をよくする】ことをビジョンに掲げていました、それを実現できるのがYRK&だと思い入社した経緯があります。ここに立ち返ると、YRK&が事業に伴走することによって描ける世界、それは、クライアントである方の事業の実現・拡大。そしてその先の日本企業の活躍。これこそがYRK&が目指す世界であると言い切れるようなモノが描けました。
会社としてこのような目指す世界を大きく描けていないことはまだまだ改善できる点であると感じる一方で、もしくは個人がそれぞれ描いていくモノなのかもとも思います。
しかし、1年目から会社の目指すべき方向について思考ができること、そして社長に直接話す機会があるということこそが、YRK&が、そしてその社員が柔軟な思考を持っている理由かもしれないと思うのでした。
さいごに
丸紅様本社ビル4階の「Oasis」にて、ピッチ優勝の特典ブースが2月末まで設置されています。YRK&のことが一気に知れるブースになっているので、機会のある方は覗いてみて下さい!