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やっぱり軍事クーデターですかね(笑)

歴史は一直線に同じ進化・過程を経て進むものでなく、各地域の地政学的な影響から独自の歴史を歩んでいくという。

無論、各国の歴史観に類似性はあるし、各国には各国に特有の歴史法則に基づいて世の中が動く事が多いとも言われる。

なんてかたい事を書いてるが、大した話をしてるわけじゃない。

大化の改新はクーデターだ。

鎌倉幕府も平氏政権に対するクーデターの末に成立した。

室町幕府もそうだし、江戸幕府ですらそうだ。

そして明治維新も典型的なクーデターだとされる。

日本では、ずっとクーデターが起きてきた歴史がある。

無論、クーデターが起きた理由は諸々だが、室町幕府ができた(鎌倉幕府が倒れた)のは元寇後の「御恩と奉公」の崩壊が原因で、戦国時代が始まった原因の内の一つは『15世紀ごろから太陽活動の低下により「小氷河期」と呼ばれる寒冷期に入り、応仁の乱(1467~77年)に始まる戦国時代は飢饉(ききん)にあえぐ小氷河期のさなかで、大量に発生した飢民による治安悪化とその傭兵化』にあったとされる。明治維新が江戸幕府が時代の変化に対応しきれない結果として生じた事は言うまでもない(諸説ある事は承知)。

つまり政治が社会の変化に対応できないとクーデターが起きている。

これが日本における歴史法則の一つだと言える。

立憲政友会と立憲民政党がパトロンの財閥や既得権益層の側を見た政治ばかりを行い、国民の生活をまるで顧みず、いい加減で適当な政治をやり続けた結果、国民の怒りが頂点に達し、軍事クーデターである五・一五事件が起きたのは、実は日本の歴史法則に従った当然の成り行きでしかないのだ。

今はどうなのか?

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度々、このまま行くと革命か軍事クーデターが起きるのではないかと指摘してきたが、与党も野党も相変わらずカルト対策をやる気がない(笑)。裏金問題だけやっておけば、カルト問題に取り組まなくても、国民を騙せる、留飲を下げられると思い込んでいるらしい。

どこまで馬鹿なんだろうな、この国の政治家は。

国民を馬鹿にしていると言った方が正確か。

既にカルトによる間接的な国家支配が完了している我が国において、カルトの排除を政治などに期待する事が間違っているのかも知れないが。

自衛隊が軍事クーデターを起こす可能性は非常に低いと言われている。

だとしたらそれに代わって革命が起きるだけの話だ。

日本には革命の経験がないと言われるが、戦国時代、一向一揆によって守護大名富樫政親が倒され、加賀国が一揆勢力に支配されたケースを武力革命の一種と看做す人もおり、このケースを根拠として、日本で革命が起きなかったのは、単なる偶然の産物に過ぎないとする。

どのような形であれ、国民がカルトの犠牲となり、被害に遭い、金を吸い尽くされ、マインドコントロールされて兵隊として教団活動に動員され、骨の髄までしゃぶり尽くされている惨状を見て見ぬふりをし、政治改革と称して全く関係のない改革を行い、やっている感を出して誤魔化し、国民を救済しない、見殺しにするというのであれば、戦前の人々が我慢の限界に達して五・一五事件を起こしたように、何らのアクションが国民間から起きてくるのは当然であり、それがどのような形を取るのかは予測不能だ。

正直、「自民党の上げ足を取って、批判ばかりする政治はやめにしないか?裏金問題や統一教会問題なんてどうだってよくないか?本当に大切な事は国を豊かにする事だ」と言い放つような奴はサイコパスか反社会性人格障害だと思うが、こういう手合いが国会議員に多いのだとしたら、革命や軍事クーデターは不可避だろうな。

案外政治家って物事を単純に考えていて、公安警察による監視が強ければ、革命や軍事クーデターを防げると正気で考えているのかも知れない。共感力が欠落し他人の思考に興味がなく故に全体像を正確に把握する能力が弱いサイコパスや反社会性人格障害の人間は、共感力で結合し感情を動機に集団で事をなす人間の心理が全く読めない致命的な弱点(欠陥)があるので、締め付ければ何でも防げると思ってしまうのかもな。下手したら公安警察内部からも同調者が出るかも知れないというのに……。

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