ダイエットの面倒なカロリー計算を全自動で行う『カロリー計算シートver4.0』リリースのお知らせ
適切な減量ペースでカロリー制限をすれば確実に痩せる。そのために、まずは自分の消費カロリーを知らなければいけない。
しかし、一番肝心の消費カロリーの推定がめちゃくちゃ面倒で難しい!というのがマガジン第一回目のシリーズで行った”科学的に正しいダイエットの教科書”でした話。
ということで『その面倒な消費カロリーの推定&ダイエット中の摂取カロリーの計算を全自動化しちゃえばいいじゃん?』というコンセプトで生まれたのがカロリー計算シートである。
そして、このカロリー計算シートだが、基本的な使い方はそのままに新たにリフィード機能を追加した。ということで、今回は”カロリー計算シートver4.0"リリースのお知らせ。
新機能『リフィード』
リフィードとは、カロリー制限による生理的・心理的なデメリットを緩和すべく『数日間摂取カロリーを維持カロリーに戻す』という戦略。
例えば、上記の記事でも紹介した「週2日のリフィードで筋肉の分解が抑制された!」という研究では以下のようなカロリー配分になっている。(R)
どちらも同じように”1日あたり-25%のカロリー制限”だが、リフィードグループだけ土日は維持カロリーに戻している。ということで、その代わり平日は-35%と多めのカロリー不足になっている。
そして、この「リフィード日のカロリー不足分をダイエット日に振り分ける」という機能をカロリー計算シートに新しく追加し、誰でも実践できるようにした。
基本的な使い方は変わらない。以前と同じように”性別・身長・体重”などを入力すると、設定したダイエットペースに合わせてダイエットに最適な摂取カロリーを自動で計算し、青色の枠内に表示してくれる。
例えば、私の場合消費カロリーは”3192kcalと推定されている。そして、減量ペースを"-0.3%/週”に設定しているので、毎日カロリー制限をするなら”2965kcal”を目安に摂取すればいいことになる。
そして、新しく加わったリフィード機能が右側の赤色の部分。
使い方としては、まず背景が赤く塗られている”リフィード日数”の部分にリフィードの日数を入力する。私の場合、土日をリフィードにしているのでリフィード日数は”2”となる。
すると、青色の枠だけでなく赤色の枠にも摂取カロリーが出てくる。これはリフィードを行う場合のダイエット日のカロリーを表している。
私の場合、ダイエット日である平日は"2874kcal"を摂取すればいいらしい。そして、土日はリフィードで維持カロリーである"3192kcal"を目安に食べる。そうすることで、設定した減量ペースである”-0.3%/週”を達成できる計算になっている。
平日:2874kcal
土日:3192kcal
もし「日曜日だけ維持カロリーに戻して残り6日のダイエットを軽くしたい!」というなら、リフィード日数は1日に設定すればOK。
逆に「期間を長くとるほど効果がありそうだから3日のリフィードをしたい!」というなら、リフィード日数を3にすればいいのである。
何はともあれ以上がリフィード機能の使い方になる。
リフィードはダイエットを楽にする心理的な効果がある。さらに、フレキシブルダイエットと組み合わせて、土日は友達と思う存分外食を楽しむようにしてもいいかもしれない。あなたのダイエットに幸多からんことを。
カロリー計算シートダウンロードリンク
下記URLから”カロリー計算シートver4.0"がダウンロードできます。
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