ある日突然、夫が適応障害になりました㊴～息子が描いた絵～

３０代小学校教師の夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、
家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。

最近、嬉しかった時がある

それは、

保育園で３歳の息子が描いた絵を見た時だ

私は適応障害になってから、人と会うことが嫌になった

しかし、家族のためにできることは、するようにしている

その１つが「保育園に子どもの昼寝用の布団を持っていくことだ」

朝早くであれば、人がほとんどいないため、何とか無理なくできている

３歳の息子の教室に行った時に、たまたま息子の絵が代表で飾られていた

絵には、私たち家族がご飯を食べている場面が描かれていた

そして、絵の中で１番大きく描かれていたのが、私であった

今までの息子の絵では、私は端っこに小さく描かれていた

ひどい時は、妻と娘は描かれているのに、私は描かれていなかった

しかし、

今回の絵では、私が真ん中に大きく描かれていたのだ

適応障害になってから、収入は減ったが

家族との時間は増えた

家族と今まで以上に真剣に向き合うことで、

私も息子も変わったのだと感じた

私は家に帰ると

息子に、とても嬉しかったことを伝えた

その時の息子の表情は、少し照れていたが、すごく嬉しそうであった

これからも

息子の心や絵に残る素敵な体験を、息子と一緒にしていきたい