挑戦するときに気をつけること【非営利組織の経営 5】
こんにちは〜、一日中ふわふわしてたやうたです。
今日も「非営利組織の経営」を読んで思ったことを書いていきます。いま、コロナの影響で新しいことに挑戦しようとしている人が多いと思いますが、どのようなことに注意する方がいいのでしょうか?
ドラッカーは、4点述べています。
①アイディアの段階から、いきなり全面的な実施へと移る。
②外部に目を向けず、「誰にでもわかっていること」ですまそうとする。
③自分のイノベーションに誇りを持ちすぎて、独善的である。
④新しいものを手がけようとせず、古いものを取り繕うだけですまそうとする。
僕的に響いたのは②と③の項目でした。少し詳しく書きます。
まず②ですが、ドラッカーだけでなく、社会の動きをよく読んでいるなあという人はよく言います。「誰もが知っていることとはたいてい20年遅れのものである」という言葉です。どうして誰もが知っていることは20年も遅れてしまうのか。先日のキンコン西野のvoicyでもありました。よかったら聞いてみてください。
やっぱり自分が知らない世界に足を踏みいれるのは怖いものです。例えば、僕がしているZoom自習室もそうでしょう。1度入ってきてくれた子は何度もリピートしてくれますが、入ったことがない子からすると得体の知れないものなんです。それは一昔前の「オンラインサロン」や「クラウドファインディング」を蔑視する風潮を考えればわかるかなと思います。(今もまだ胡散臭いなと思っている人は多いでしょうが)
次に③ですが、これ、僕はすぐやってしまいます。僕の意見こそが正しいんだと強く思いすぎて、相手の意見を受け入れず、自分の意見の正当性を述べてしまう。でも大事なのは、意見を正当化することではなく、組織が抱える問題を前に進めていくことが大事なんだと気づきました。
自分が予想していることなんてなんの信憑性もありません。ビジョンは持ってもいいと思いますが、そのビジョンがどのように達成されのか、ニーズがどこにあって、どんな風に行動がつながっていくかなんてよくわからないんです。だから、自分の意見を押し通したとしてもいい結果はほとんど待っていません。
以前の記事でも書きましたが、「うまいことやる」ことが大事なんだろうなと改めて思いましたね。