「オンライン〇〇」を広げるためには【キャズム 2】
こんにちは、やうたです。今日もいい天気でしたね〜。
さて、昨日から「キャズム」を読んで思ったことを書いていっています。
そもそも「キャズム」っていうのは、下の図で言う「アーリー・アドプター」と「アーリー・マジョリティ」の間にある大きな溝のことで、これを乗り越えないと「新しい技術」は広まっていかないんです。
じゃあ、どうやってこれを乗り越えるのか。最も大事になるのが「口コミ」です。「アーリー・マジョリティ」は、実利主義者とも称されます。つまり、利益が確実にあると言えないと新しいものには手を出しません。その判断基準となるのが、同じ「アーリー・マジョリティ」同士の「口コミ」です。
例えば、どれだけ僕(アーリー・アドプター)が、先生たちにZoomをお勧めしたとしても、「あー、またなんかよくわからないことやってるなあ」で終わってしまうんですが、「アーリー・マジョリティ」の先生が、Zoomを導入して、良さを語ると一気に広まります。これが「口コミ」の重要性です。
つまり、何を言うかではなくて、誰が言うかが大事なんです。
じゃあ、僕にはすることがないのかというと、そうではありません。
筆者は言います。
唯一の戦略は「小さな池で大きな魚になる」というアプローチである。
と。全体を見るのではなくて、部分として切り取って考える。
例えば、今回の「Zoom個別指導」はまさにそうで、いきなり全員に個別指導をお願いしても、興味を持ってくれる人は少ないだろうし、実践してくれる人はさらに少ないでしょう。だから、「去年から僕のクラスの教科担当だった先生」に絞って、お願いしました。最初はよくわからないながらもやってくれていたんですが、今では他の先生を巻き込んでやってくれそうな感じになってきました。
僕がやるべきことは、「職員室のど真ん中で主張すること」ではなく、「伝わる人に伝えること」だと思っています。僕が伝えても伝わらない人は大体半分ぐらいいます。
「オンライン〇〇」を広げていこうと思っているなら、「伝わる人に伝えるの繰り返し」で広がるんだということを理解したうえで、行動していかないといけないなと思っています。