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ぼくのポエム

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自分で書いた詩をまとめました。 過去作も含みます。 下書き的な側面もあります。 最後の方にその詩を書いた経緯なども載っています
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2022年3月の記事一覧

【詩】 思春期

際限なく湧き出てくる
青くみずみずしい感情の
処理に困ったA君は
その意欲を
バスケットボールに向けることに決めました。

よく弾む茶色い球を
3年ほど追いかけ続け
爽やかな思い出を作りました。

際限なく湧き出てくる
赤く浮足だった感情の
処理に困ったB君は
その期待を
同じクラスの一つ前の席にいる
Dさんに向けることに決めました。

密かに膨らました想像は
やがて豊かな妄想になり
その構想から

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【詩】 不眠症

彼はいわゆる「不眠症」とやらで

日々彼を苛立たせる問題の数々は

ほんの数時間の逃避にすら水を差す。

だから

彼の悩ましい現実は

いつまで経っても記憶にならず

生々しい体験のままである。

その苦悩

問題とやらに目を瞑り

深い呼吸をいくつかすれば

不眠は解消するのだろうが

如何んせん

目を瞑れなくなるという事こそが

不眠の症状であるため

彼は夜の静けさと騒々しさを

同時に

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