中途覚醒の時に、スマホを見ない。時計も見ない。
夜中に目が覚めて、何気なくスマホで時間を確認する。
これは、多くの人がやっている事だと思います。
何気なくやっている行為が、実は、再度眠りにつくのを妨げています。
真っ暗の寝室の中でスマホの光は、普段以上に明るく感じます。
実際に、暗闇で光を見ると瞳孔が開き、
いつも以上に光を集めるようになり、
しかもスマホは至近距離なので余計に光を浴びすぎます。
脳が目覚めてしまうために、寝付けなくなるのです。
同じ理由で、夜中にトイレに行った時に、
トイレの照明や廊下の照明が
明るすぎることで寝付けなくなることもあります。
さらに、もう1つの理由は、
時計を見て時間を確認すると、脳が勝手に計算します。
眠れるのは、後△時間だと。
そうすると、今度は、
もう後△時間しか眠れないと思ってしまい、
それが焦りにもつながります。
計算しているということは脳を使っているので
脳が目覚めているという事です。
時間だけのつもりが、LINEなどの通知があると
どうしても気になって読んでしまうと、
もう完全に目が冴えてしまいます。
こういう理由で、
夜中や早朝に目が覚めた時にスマホで時間を確認すると
寝付けなくなるのです。
心当たりがある方は、気を付けてくださいね。
スマホでなくても、
目覚まし時計などで時間を確認するのも
寝付きにくい人はやめた方が良いでしょう。
本当に些細なことが睡眠を妨げている要因になります。
体調などによっても、変わるので、
良くないクセは手放しておいた方が良いですね。
親と子どものための睡眠専門家 椎葉ゆう子
https://ameblo.jp/youevolve