スマホが睡眠に良くないのは、ブルーライトではない
夜にスマホを長時間見ていると、眠れなくなる。
という話は聞いたことがあると思います。
それも確かにあるのですが、
夜だけじゃなく、昼間も気を付けて欲しいことがあります。
「首」です。
スマホを見ていると、いつの間にか
首は下を向いていたり、前に出てしまいます。
この姿勢が首の周りの神経を圧迫するので
良くないのです。
首には、交感神経の集まりで肩から上の血流を調節する星状神経節や
副交感神経の集まりで内臓機能を左右する迷走神経が通っています。
首の傾きによってこれらの神経が圧迫されると
自律神経が乱れます。血流も悪くなります。
夜になっても、副交感神経が低い状態でリラックスできず
寝付きの悪さや眠りの浅さを招くことになります。
日中に姿勢が悪い人は、夜になっても悪いままです。
家では気が抜けて、余計に悪くなってしまう人もいるでしょう。
日頃から、首の傾きなど姿勢を意識しながら
時々はストレッチや、首を優しくさわって
マッサージもしてみましょう。
帰宅したら、スマホはほどほどにして
ゆっくりとお風呂に浸かって温まりましょう。
首にはシャワーを当てて直接温めるのも良いですよ。
入浴後は、ネックウォーマーもおすすめです。
首は大事に、温かく、が眠れる秘訣です。
親と子どものための睡眠専門家 椎葉ゆう子