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監査法人 → ベンチャー経理に転職した際の転職体験記をnoteにします!
Wantedly、転職エージェント、ビズリーチの3つの媒体を使っていましたが、最終的にWantedlyで決めました。
今回はなぜWantedlyを使ったのかをまとめます!

前提など

転職体験記を書くにあたり、私の経歴や希望した条件などを書いておきます。

・大学在学中に公認会計士試験に合格
・新卒で監査法人(Big4)に入社
・監査法人でリーダー(インチャージ)を4社担当
・①ベンチャー経理で、②フルリモート可の会社を志望

私の転職の中で1つ特殊なのは、フルリモートの会社を志望したことです。
コロナ影響でリモートの会社は増えたものの、フルリモートの会社は多くなかったため、少し苦労しました。

Wantedlyとは?

Wantedlyは直接応募型の転職サイトです。
ただ、転職サイトとは言っても「ビジネスSNS」という位置づけで、会社と個人をカジュアルにマッチングするプラットフォームです。

WantedlyはビジネスSNSという位置づけ(Wantedly VISITのHPより)

Wantedlyのサイト内に求人があり、興味があるものを選んで応募する感じです。

Wantedlyのサイト(例)

Wantedlyによると、個人ユーザー数は300万人、登録会社数は4万社を超え、日本最大級のビジネスSNSになったようです(2021年4月時点)。

ここからWantedlyを使ってみて良かったところと物足りなかったところをまとめます!

Wantedlyのよいところ

1.会社の雰囲気、価値観、ビジョンがわかりやすい

Wantedlyの1番いいところはここかなと思います。
雰囲気や価値観が各社のページにわかりやすくまとまっているので、どんな会社かをイメージしやかったです。
いろんな会社が掲載されているので、わざわざ各社のHPを見に行く必要もありません。

会社のミッションや価値観がわかりやすい(イメージ)

また、どんな部署にどんな社員がいるかも公開されているので、一緒に働く人たちをイメージしやすいのも良いと思いました。
(もちろん全社員が公開されているわけではありません)

どんな人がいるかもわかりやすい(イメージ)

2.カジュアルな感じで選考が進む

これもWantedlyの特徴だと思います。
エージェント経由であればいきなり書類選考となりますが、Wantedly経由の場合、カジュアル面談をセットすることが多いです。
カジュアル面談のところで、自分がやりたいことのすり合わせや、会社の雰囲気をつかむことができる点が良いと思いました。

・エージェントの場合
 求人票を見る → 応募する → 書類選考 → 1次面接 → …
・Wantedlyの場合
 求人を探す → カジュアル面談(話を聞きに行く)→  応募する → 書類選考 → …

具体的には「話を聞きに行きたい」というボタンを押すと、企業側から「カジュアル面談しませんか?」とチャットで連絡が来るので、そこで日程調整などを進める感じです。
(その後のやりとりもチャット上で行われます)

「今すぐエントリー」を押すと、企業側にカジュアル面談をしたい旨が伝わる

もちろん、カジュアル面談なんかいらない!という人は、チャットなどでその旨を伝えれば、いきなり書類選考に進むこともできます。

(補足)
「話を聞きに行きたい」というのはマッチングアプリの「いいね」に似ている気がします。
全ての会社から返信が来るわけではなく、向こうからも「いいね」と思ってもらえたら「カジュアル面談しませんか?」となる感じです。

3.選考のスピード感が早い

エージェントを介さない分、日程調整や選考結果などのコミュニケーションを早く取ることができました。
また、Wantedlyを利用している会社の多くがベンチャーというのもスピード感が早い要因の1つにも思います。

4.会社側からウケが良い(らしい)

これは人事をやっている友人から聞いた話ですが、エージェント経由とWantedlyで応募した場合、後者の方がウケが良いらしいです。

まず、「無数にある企業の中から自分たちを選んでくれた」ということが嬉しいようです。
エージェント経由だと紹介されたから応募した(受け身)とも捉えられますが、Wantedlyだと直接応募、つまり積極的に選んでくれたと捉えられるのが理由のようです。

また、Wantedlyだと紹介手数料がかからない点も良いようです。
エージェント経由で決まった場合、会社からエージェントに手数料を払う必要がありますが、Wantedly経由であればそれがかかりません。
例えば、年収500万円の人を採用した場合、約100~150万円(!)をエージェントに払う必要がありますが、Wantedly経由であれば0円で採用できます。

Wantedlyの微妙なところ

1.条件面などがわからない

少し冒頭に書いた通り、Wantedlyは価値観やビジョンを重視しています。
そのため、給与や福利厚生、休暇日数などの条件面がWantedly上に掲載されていません。(たぶん禁止されている)

Wantedlyは価値観やビジョンがマッチすることを重視している

事前に条件面を確認できないので、カジュアル面談やチャットで確認する必要があるのがマイナスポイントです。
(エージェントを使えば求人票が送られてくるので、それを見て応募するか否かを決めることができる)

私の場合は「フルリモート」が1つのポイントで、この条件に合う会社を探すのが少し大変でした。
Wantedlyで「経理 フルリモート」と検索するとほとんどヒットしません。
そのため、「リモート」「在宅」などで検索し、「話を聞きに行きたい→チャットでフルリモートができるか確認」というのを1社1社する必要がありました。
(エージェントを使えば、希望条件にマッチしない求人が送られてくることはほぼない)

2.大企業やハイクラス向け求人が少ない

これも少し書きましたが、Wantedlyを利用している企業の多くがベンチャーです。
そのため、大企業の求人はあまり多くないので、そこを志望している人には向いていないと思います。(エージェントなどを使った方が良い)
また、ベンチャー企業の場合、採用予算も限られていることが多いため、「転職で年収を上げたい」という方も向いていないと思いました。

3.転職活動をしていることがバレる可能性がある

Wantedlyは「ビジネスSNS」という立ち位置を取っています。
そのため、個人が会社を検索することができる一方、会社から個人を検索することもできます。
以下の設定を変更しないと、会社から個人を検索されたときに転職活動をしていることがバレてしまう可能性があります。

具体的には、Wantedlyにはスカウトという機能があります。
これは採用活動をしている会社が、良いと思った個人に対して「うちに来ませんか?」というメッセージを送れる機能です。

ここで、「スカウトに表示させない企業を追加」というところで特定の会社を入力すると、その会社からプロフィールを閲覧されたり、検索されてヒットしたりする可能性がなくなります。
(実質的なブロック機能)

「スカウトに表示させない企業を追加」にブロックしたい会社を入れればOK

まとめ

以上、Wantedlyのよいところと微妙なところをまとめました!
私の場合、Watedlyでフルリモートの会社を探すのが大変でしたが、それを上回る使い勝手の良さがあったと感じています。
結果、Wantedlyを使ってよかったと思います。

今後も転職活動の感想をnoteにしようと思います!
この記事が、転職活動をしている方の参考になれば幸いです!

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よしとも 公認会計士×スタートアップ 経営管理部長×馬主を目指してます!
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