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会議で発言しないなら出ない方が良い
(この記事は約3分で読めます。約1,200文字)
監査法人2年目のときに「会議で発言しないなら次から参加しなくていいよ」と言われたことがあります。当時はかなり強烈に感じましたが、振り返ると的確なフィードバックでありがたいと思っています。プロフェッショナルファーム(コンサル、弁護士事務所、会計事務所など)で特にその傾向があります。
✅1.なぜ発言する必要があるか?
発言することはアウトプットすることです。残酷なことに世の中はアウトプットしてはじめて評価されます。「知っている」「考えている」は他の人から見れば何もしていないと同じです。何か目的があってその会議に呼ばれているのに、何も発言しなければそれはいないのと同義です。つまり何も価値を提供できていないのです。
また会議に出ると基本的に耳を奪われるので、内職をしたとしても作業効率が落ちます。それならば会議に参加せず、始めから別の作業をしていた方が効率的です。何も発言しないのに「キャッチアップしたいので参加します」という人がたまにいますが、それなら議事録見てもらったほうがお互いのためです。
さらに最近はオンライン会議も主流です。特にオンライン会議では何も発言せずに黙っている人がいると、別の参加者も発言しにくい雰囲気になりやすいです。メンバーと1対1で話している時に、別の人が無言で参加してきたら話しづらくなるのは明確です(この人何を考えているんだろう、間違ったこと言いづらいななど)。
こういった観点から「発言しないなら出ない方がいい」と考えています。
✅2.では何をしたらいいか?
2-1.マインド編
ではどうしたら発言できるのか。多くの方は「おかしなこと言ったらどうしよう」「新人が質問するのはおかしいよな」など余計なことを考えてしまうと思います。ですがこれらは全く逆です。
「会議で1人疑問に思うことは5人思っている」とよく言います。つまりあなたが感じる違和感は他の人も同じように考えていることが大半です。また先に書いた通り、発言することはアウトプットすることです。それ自体があなたのプレゼンスを高めることにつながります。
2-2.テクニック編
発言することが不安な人は「おかしなこと言ったらどうしよう」と思うかもしれませんが、ほとんどの場合準備不足によるものです。いきなり会議が始まるのではなく、普通は事前に会議通知(参加者、目的、アジェンダ)が送られてくるはずです。その時点で背景知識などをインプットしましょう。インプットがないからアウトプットができないのです。
また会議の終わり際に「他に質問ある方はいませんか?」と聞いてくれるケースが多いです。そこで1番最初に質問するルールを作るのも効果的です。後で後でとしていると、他の人に同じような質問をされたり、時間切れになってしまいます。
それでも「変な発言をするのが怖い」というのであれば「間違っていたら恐縮ですが」とか「勉強不足で申し訳ありませんが」など枕詞を付けるといいでしょう。「お前は勉強不足だ!」なんて怒鳴られるケースはほぼないので、自然と質問がしやすくなります。
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