お得に新しいことをはじめる真意と意義
『なにか新しいことにトライしたい!』そう思う一方で億劫に感じる。
忙しい現代、誰もがこんなジレンマの中を生きています。
今回は、どうして私たちの中から新たなことに挑戦する意欲が湧くのか、そして意欲とはそもそも何を意味するのかというお話。
良徳でも悪徳でも何でもいい
それではまず、私たちはどうして新しいことを日々欲するのかという観点からいきましょう。私たちのチャレンジ精神は、主にそれによって得られる体験意欲によるものともいえます。
なぜ体験が重要なのかというと、私たちが自分だけの新しい体験をすると、人徳という目に見えないポイントのようなものが貯まるからです。
そうした体験によって得られる経験値のことを人徳と呼び、スーパーやドラッグストアなどでお馴染みの会員ポイントみたいな存在ってこと。
それと最近よく聞く信用スコアの話はご存じですか?
国家内で管理される信用スコアは、社会的貢献度を示すような目に見えやすい形のものですが、今ここで述べているのは目に見えない、宇宙スコアみたいなもっと大きな意味合いのものです。
宇宙スコアは、社会への貢献度というよりも、その結果として自分らしく生きた人に多く貯まっていくものであるってこと。
このように人徳が見える化されると共に、現在の社会的な信用スコアと一つとなり、やがてマイナポイントなどと一緒になっていくのかもしれません。
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さて、これまでの人生において様々な場面で「行動が大事だよ」と耳にタコができるほど聞いてきたと思います、それはつまり行動すれば必然的に何かしらの体験となることがその所以。
どうやら徳というものは行動の内容如何によって貯まるのではなく、とにかくオリジナルの体験が大事みたいなんです。そしてその行動の内容の結果が良徳でも悪徳であろうとも、結果の良し悪しは無関係で、とにかく行動し体験するのかどうかとかいうだけの話みたい。
つまり得になることをというよりも、徳になる特別な自分らしくあるための言動こそ尊重されるのだということ。
であればこそ誰かの真似ではなく、他の誰もやってないことをしようね、というオリジナリティが重要視される第一の理由。
そしてここで一番大事なことって、徳は恐らくマイナスにもならないし、消費しなければ貯まるだけだろうということ。
量販店のセコイポイントみたいに一年で期限が切れるなんてことは無い。
ですからこれまで何十年も過去にとらわれたり、未来への恐怖から挑戦できずにいた人でも、今から行動を開始しても遅くないってことなんですよ。
だってこれまでのポイントは消費されずそのままなので、ここから更に積み重なっていくだけってことです。
そして今後貯まり続けたポイントは、然るべき時に然るべき場所で交換されるんだと思うんです。
だからその日を楽しみに日々を自分らしく過ごせばいいのです。
具体的な経験や体験の話
若い女の子が特に夢中になるのは? 恋愛ですよね。
周りの男子は正直呆れ返るほどの熱量です。
だって恋愛なんて良いことばかりじゃないってわかりきってるのに、でも謎に惹かれる、その体験をこそ欲するから。
女性にとって出産や育児なんて人生最高の体験では?
その素晴らしい体験をくれた子供が愛おしい、150000ポイント。
つい気分で行きつけのラーメン屋から、別のラーメン屋にいったら不味かった、1000ポイント。
新しいiPhoneが出るたびに欲しくなる、Appleは毎回新たな体験を提供してくれるから。
転職を繰り返す、そんな自分に嫌気がさしますか? でもそれって新しい体験のためなのでは?
このように自分だけの体験、というのが味噌なのはお気づきでしょうか?
仮にもうすでに他の誰かが経験していることを模倣したとしても、自分にとってはじめてであればそれはポイント対象内であるということ。
必ずしもこれまで誰もやってないような新発見である必要はないんです。
だからなんでもいいんですよ。
自分では取るに足らないことでも、どんな些細なことでもいいのでとにかく実際にやってみることが大事なんです。
幸いなことに現代はSNSの発達によって容易に自分の活動を世界に見てもらえるようになりました。
このnoteなんてその最たる場所でしょう。
せっかくのプラットホーム、使わないなんてもったいない、どんどん自分を表現しましょう。
そしてここでひとつ、今の情報化社会における弊害のことを言います。
それは、たとえばある人の活動に惹かれ、自分も同様にやってみたけど何も評価を得られなかった。
だから自分はセンスがない、みたいに比較して自分を下げる人の多いこと。
ここで一度冷静になってみてください、自分だけの体験だけが重要といいました。
他の誰かと比較して落ち込んでもそれはポイント対象外、無意味。
むしろ意欲が下がり、新しいチャレンジができなくなる分、もはやマイナスでしょう。
繰り返しになりますが、どんなことでもいいので自分にとっての新しい体験をしましょう。
他人や内容はどうでもいいのです、物事の大小は勿論、人の役に立つ必要すらありません。
そしてその結果にコミットする癖をやめましょう。
いつまでも結果に責任を感じたり、原因を振り返ってクヨクヨなんてしてられません。
そんなことよりも、自分の思い付きをどんどん行動に移すのです。
・・・さぁ、もうわかってきましたね。
なんの損得勘定ももたず、自分だけの体験を思う存分堪能しましょう。
結果ではなく体験だけが重要なんです。
誰にも遠慮なんて不要、堂々と生きるのです。
だって誰もが本来はそうするために生まれてきているはずなんです。
周りを気にして、自分に遠慮し、他の誰かの後をついて回っているような人たちのことなんて気にしている暇なんてないんです。
恥ずかしがらず、なりふり構わず、自分らしく。
自分の人生最後のその瞬間まで楽しみ尽してください。
ポイントの如何なんて死んでから考えても遅くはないのですから。
はじめは嘘や模倣で大いに結構
自分が誰かの真似から始めたように。
自分が勇気を出して何かを始めたとき。
自分をお手本にまた他の誰かがチャレンジを始めるのです。
これって素敵なことじゃありませんか?
これこそ徳がどうとか、お得な情報とかなんて遥かに超えた、自分だけの素晴らしい体験そのもの。
つまり私たちは心響かせあうために生まれてきているということ。
だから堂々と自分だけの活動を発表すればいいんです。
いつも本当にありがとう。 これからも書くね。