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加工食品には感謝できない?
私は調理師学校を卒業後、10年ほど厨房(主にホテル)で働いた経験があります。
当時の私といえば、それはもう栄養バランス至上主義!
そんな意識高い子ちゃんでした。
ゆえに、コンビニでの総菜パン、総菜弁当など言語道断!
朝昼晩の食材には30品目!
そんな私も今となってはもう見る影もなく、年齢を重ねるにつれ食におおらかになっていったのです。
………40も過ぎれば、おにぎり2個でお腹が膨れることも。
さて、本日は #食事管理で気をつけていること がテーマです。
まごころ弁当に文句言うやつはグーで殴る
日本では古来より、人の手によって作られたものには心がこもるという。
真心のこもった母や妻の手料理に勝るものなどないでしょう。
そうであるなら、仮に加工されたものであっても、そこには必ず人の手が入れられている。
地元の人たちの手によって、同じ町に住む人のことを思い作られている。
かつて自分が厨房でそうであったように、心をこめて調理してくれているのです。
そのことに感謝できたとき、加工食品かどうかは些細なことであると思えるのです。
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そもそもカロリーや栄養はさほど重要ではない
カロリーの取りすぎはよくないとか、栄養はバランスが大事とか、それはそう。けれども、もっと大切なことが見落とされているのです。
より健康的なものを、とそうした分離的な思考ではなく、体が喜ぶものを摂取してあげるのが本懐でしょう。
最近の私は買い物の際、スーパー内を歩きながら自分のお腹が反応する食材を率先して選びつつ、献立を組み立てるようになりました。
自分のお腹の求めに応じて食材の買い出しをする。こうすれば無駄な食材を買うことなく、食品ロスも0になりますし、お腹も満たされ一挙両得。
この買い物のやりかたをするうちに、ある不思議なことに気づきました。それはちゃんと旬の食材を選んでカゴに入れている点です。
スーパーの陳列の工夫もあるでしょうが、お腹はきちんと自分がその日に必要な食材を知っているようなのです。この事実に気づいたときはビックリしました。
最近私はつくづく思うのです、頑張るは癌ばるだと。
健康のためと色々と試行錯誤し、自分に合っているかどうかもわからない食事療法を続けることが、本当に体のためなのだろうかと。
やりたくないことをして自ら癌細胞を育てるくらいなら、素直に自分のお腹に聞けばよかったのです。
当たり前だが食材に罪はない
食べ物は関係ない、あくまでも自分の心持がすべてを決定させるのです。
同じ食材を食べた際、人によってその栄養がほとんど吸収されずにいるというデータも出始めています。食べ物の持つ栄養をちゃんと吸収できるかどうかや、ひょっとしたらアレルギーなどもそうかもしれません。
人種や境遇などによるところはあれど、その差は僅かなのかもしれません。
とにかく食材の恩恵を受けられるかどうかは、自分の状態が決定するということです。
今日もご相伴にあずかれるのも、食材を育て収穫してくれた農家の方々、市場の方々、配送や販売してくれる方々によるおかげ様です。
周りの助けあっての物種であり、そのことに感謝できたとき、心からありがたいと思える心持だからこそ、十分に食材の恩恵を受け取れるのです。
親しい友人や、愛する家族と食卓を囲み好きな食材をいただく時間こそ、至福のときであると腑に落ちるのです。
いかに自分の健康のために勤しんだところで、自分が栄養を受け取れる状態になければ、体の中をただ通り抜け外に出ていくだけという事態に。
すべては自分の心がけ次第ということなのだ。
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