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0歳の自分へ

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1994年の5月26日に君は産まれる。実際、この世に生を授かったのは君が受精してされた1993年ごろになるがな。

君の前世は分からないが、もしかしたら臆病な人間や動物だったかもしれない。今の僕は臆病者そのものだ。

今、人生を巻き戻せるなら0歳の産まれた君に戻りたい。君の人生は後悔の連続だ。これまでの君の人生を語ってみよう。

君は3歳に物心が着く。レゴブロックを持ったまんま階段から落っこちる。転げ落ちたそこには父方のお婆ちゃんがいる。ちなみに現在も生きているぞ。

そしてなぜか分からないが、君は3歳か4歳ごろ入院していた。頭に包帯をグルグル巻いてな。

君はすぐ迷子になっていた。警察沙汰にもなった。なんで迷子になるのか、今の僕にも分からない。

5歳になると水戸黄門ごっこやって、眉毛のあたりを階段の角にぶつけて針を縫う羽目になる。なんであんな馬鹿なことをしたのか、今の僕にも分からない。

そして、小学校に上がると、君はよく寄り道をした。あるときに、母方のお婆ちゃんの家に帰らずに、終いには警察沙汰になって、母親に殴られた。

9歳になると、君はいじけるようになる。午前中の授業をサボった。問題児の出来上がりだ。

まあ、それから色々あって、今では引きこもりだ。振り返ってみればこれまで、どれだけ問題を起こしたか。僕が自己嫌悪に走る気持ちもわかることだろう。

君は本来なら黒歴史を築くことになる。そんな人生、嫌だろう。僕は人生をリセットしたいよ。できることなら0歳の産まれたときに。

残念ながら、漫画でもない限り戻ることはできない。今を生きていくしかない。だからもし、別の次元の「僕」が存在しているなら、0歳の君には別の人生を歩んで欲しい。

周りと調和を測って、親の言うことを聞いて、しっかりとした人生を送って欲しい。と、言いたいところなんだけど、もっと破天荒に面白おかしく生きて欲しい。

小学生になったら、もっと本を読め。ゲームばっかりしていないで、勉強もしろ。インターネットにも触れて欲しい。とにかく人と同じレールを走らない。でも周りとトラブル起こすなよ。

会社も作って、社長になって、人生を面白おかしく生きて欲しい。僕は、今の人生を歩んでいかなければならない。君が頑張ってくれれば、今の僕も頑張れる。励みになる。もしも別次元が存在しているなら。

最後に言いたいことがある。君が産まれなければ、僕はこの世にいないはずだ。産まれてきてくれてありがとう。そして、お誕生日おめでとう。

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今回も、ゆるふわ帝国@手紙部さん(@nn_name_n2)とのTwitterコラボ企画でした!といっても僕がタグをつけて紹介していただくだけです汗

ゆるふわ帝国さんはTwitter上で手紙部というものを運営しており、誰かに思いを綴ったnoteを紹介し、それに対してゆるふわ帝国さんが感想を述べるという企画です。参加資格はnoteをやっていれば誰でもできるようです。

拝啓、ゆるふわ帝国さん@手紙部様。今回も、どうもありがとうございました。0歳の自分にあてるというテーマで書かせていただきました。意外に恥ずかしいものですが、自分の思いが吐き出せたような気がします。今後とも、よろしくお願いいたします。次回以降は自分だけではなく、誰かにも思いを書いてみます。自分かもしれませんが汗 敬具。

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