【教えて頂いた本】自然への思いが深まる本
今年に入ってから本紹介の記事を書き始めました。
私の本紹介では、今のところ、「植物」が出てくる「小説、児童文学」というしばりを設けているのですが、
それ以外の分野でも、フォローしている方から本を紹介して頂いたり、記事で読ませて頂いたりして、思いがけず、本とのうれしい出会いが増えました。
まだ読めていない本もあるのですが、感謝を込めて、少しずつ紹介してみようと思います。
1.『宇宙樹』竹村真一(2004年:慶應義塾大学出版会)
aiさんに教えて頂いた本です。
動物と植物の生き方の根本的な違い、「樹自体が宇宙を表現するよりしろなのだ」という思想、世界各地で、人間がどのような自然観を持っていたか…
私を含め、現代人が見失ってしまった自然との関わり方について、深く考えさせられました。
昔の人たちの、自然と人間が共鳴し合うような関係性が紹介されていて、ネイチャーゲーム(私が参加している自然体験活動)的だな……と思っていたら、
なんと、本の中でネイチャーゲームに関しても詳しく触れられていました。20年以上活動していて、知らなかったのが恥ずかしい💦
教えて頂いたaiさんに感謝です。
aiさんは、美しい押し花作品や、フラワーエッセンスの紹介記事をアップされていて、読むといつも優しい気持ちで満たされます✨ ネコさんの写真にも癒されます💕
2.『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン(1991年:佑学社)
くろみ庵さんが記事で紹介されていた本です。
カーソンは『沈黙の春』で有名な海洋生物学者で、この『センス・オブ・ワンダー』は、くろみ庵さんも書かれている通り、自然体験活動に関わる人にとってはバイブル的な本です。
自然を「感じる」ことの大切さを、甥のロジャーとのエピソードをベースに記しています。
今回あらためて読んでみました。カーソンが甥のロジャーとともに海辺や森に出かけて過ごすシーンでは、生き生きした自然の描写に癒されます。私自身も彼らと一緒に、自然の中にいるような気持ちになれました。
私は子どもたちが小さいときバタバタと過ごしていて、ロジャーのような経験をさせてあげられなかったな……と、少し胸が痛くなります。これから機会があるかな?
くろみ庵さんの本紹介記事はこちら↓
くろみ庵さんは、気象予報士や自然観察指導員の資格をお持ちで、気象や自然に関する解説記事はとても勉強になります。美しい自然の写真にも癒されています。
まだまだ読みたい本がたくさんあるので、今後、少しずつ紹介していけたらいいな…と思います
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