ヨシコ

美味しいものとまだ知らないことが好き。

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マガジン

  • 心斎橋メモランダム

    故郷でもあり現在地でもある心斎橋をぶらぶら歩いた記録。

  • ドイツにひとりで行く人へ

    ドイツひとり旅の記録。初めてひとりで行く海外旅行で気づいたことをメモしておきます。

最近の記事

201220 黒い森のケーキ

ちょうど1年前はドイツ旅行の出発直前で慌ただしく準備などしていた。 そのあたりの様子はマガジン「ドイツにひとりで行く人へ」に詳しく書いてあるので是非ご覧いただきたい。 世が世なら今年も同じ時期にドイツ旅行を計画していたのだがこの有り様。どこへも行けない年末年始になってしまった。 ステイホーム以降、ドイツやヨーロッパに関するオンラインイベント・講座を視聴することが増えた。恋しくて仕方ないのだ。 その中のひとつが「ドイツクリスマス市」というオンラインイベントの「ドイツを知るミ

    • 201206 好きなうどん屋さんの話

      今週はいよいよどこにも行けてないので好きなうどん屋さんの話でもしましょうね。 東心斎橋のにし家さん。私が小さいときからあって、よく連れていってもらっていた。うちの家はお商売をしていて、そこのお客様でもあったと記憶している。 私の小さいときとは母体が変わったと噂を聞くが細かいことは気にしていない。 ごく普通のうどんもあるけど、肉つけとかちょっと攻めたメニューもある。(肉つけ、すごく美味しい。好き) 季節限定のメニューもあるのでいつ行っても目新しいものがある。 店内のカウン

      • 201129 晩秋強制散歩

        今週は中国語検定に落ちたショックで勉強ばかりしていた。(前週のフランス語は受かったんだよ!) なので、お散歩らしいお散歩もできてなかったのだが、何か書くにはどこか行かないといけない。 記事を書くために散歩に出るなんて本末転倒な気もする。でもそれこそがこのマガジンを始めた目的なので、これでいいのだ。 行き先はどうしようか、大阪城か靭公園か。そうだ、タカムラ(ワインとコーヒーのお店)に用があったんだ。 今冷蔵庫に入っているカボチャとレーズンとクリームチーズのサラダ、バニラエッ

        • 201118 心斎橋PARCOまるごとイッキ

          心斎橋にPARCOが戻ってきた。プレオープンに行けることになったはいいがとにかく時間がない。オープンしてしまえば好きなだけゆっくりできるから、今日は駆け足で全フロア見て回ろう。 1階心斎橋側入り口から入ると右手にティファニー、左手にバオバオ。 sacaiとかVarextraとかお香の薫玉堂とかゆっくり見たいけどとにかく今日のところはお預け。いざ、地下へ。 B1に降りるとまず正面左側にあるのがmr.kanso。缶詰で立ち飲みができるお店ですね。 右へ旋回。奥に見えるのは

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        • 心斎橋メモランダム
          15本
        • ドイツにひとりで行く人へ
          36本

        記事

          201109 母校のまわりをぐるり

          心斎橋に生まれ育って今も住んでいる。なので日々、通っていた小学校のまわりをうろちょろしている。 それが私はとてもうれしい。大人になって帰ってこれると思わなかったもの。心斎橋に。 というわけで今日は母校、大阪市立南小学校のまわりをぐるりと回ってみる。 北側にあるのが正門。 モダンな校舎なのは当然で、歴史はそんなに長くない。私が在学中に3つの小学校が合併してできた学校なのだ。私は百年以上の歴史を持つ大宝小学校に入学して、できたてホヤホヤの南小学校を卒業したということになる。

          201109 母校のまわりをぐるり

          201108 ご近所朝さんぽ

          日曜日の8時半、朝ごはんがてらご近所をぶらぶら。大丸の前からスタートしよう。 朝の心斎橋は概ねこんな感じ。以前はこんな時間でもエネルギッシュな外国人観光客らが行き来していた。 しかし彼らがいなくなった今も、キャリーバッグをひく姿はちらほら見られる。GoToの目的地に大阪を選んだ人も多くいるのだろう。 アシックスにもGAPにも、それ以外にもそこかしこに地域共通クーポンの青いポスターが貼ってある。 さて、長堀通を北に渡ろう。 いつも長堀通挟んだ向かいの松屋の前あたりから音

          201108 ご近所朝さんぽ

          201031 今の京都はどんなんなん?

          学生時代、京都に住んでいた。 大阪から京都の大学に通うはずだった娘が急に「ダブルスクールするから通うんは無理」と言って家を出た。なのに親は特に反対もせず、降って湧いた法律の専門学校の学費と一人暮らしの費用を捻出してくれた。 それで法曹になれなかったのだから申し訳なさったらない。本当に。 今は大阪に住んでいて京都へはたまにしか行かない。美術館に行くか謎解きに行くか文学フリマで本を売りに行くくらい。 今年は特にひどかった。イベントの中止やらなんやらで全然行く機会がなかったのだ。

          201031 今の京都はどんなんなん?

          201024 エコフがあってよかった

          もしもエコフがなかったら、一体どうなってしまっていたんだろう。想像するだけで恐ろしい。エコフがあって本当によかった。 で、エコフって何? と思う人がきっと大半。でもごく一部の人は「わかる~! 私も~!」と思っているはず。 私にとってなくてはならないエコフというのがこちら。 大丸・松坂屋がやっているECOFFリサイクルキャンペーンのこと。 ざっくり言うと、服や靴などを持っていくと1点1000円分のチケットに交換してくれるキャンペーンだ。着もしない、かといって古着屋に出

          201024 エコフがあってよかった

          201014 GoToおさんぽ

          コロナの経済対策としてGoTo系のキャンペーンがいろいろ行われている。ああいうの、得意な人は本当に得意でうらやましい限りだが、私はいかんせん使える店を探したり予約したりという手間が面倒くさくてあまり食指が動かなかった。 しかしポイントバックに遅れて始まった「プレミアム食事券」はお金の代わりに使うだけ、という手軽さ。しかもミナミだと使える店も結構多いと聞き、申し込んでみることにした。 1万2500円分のチケットが1万円で買える。つまり2割引きで飲食できることになる。使用期間

          201014 GoToおさんぽ

          201008 疑似現地中華

          「疑似現地中華」という言葉がある。たった今、私が作った。 日本に居ながらにして中国に行っているかのような錯覚に陥る料理店のことだ。店員さんはもちろん中国人、客もほとんど中国人。メニューは中国語がメインでどんな料理か想像できない文字列も多い。 そんな疑似現地中華にハマっているのだ。 中には「それは"中華"料理ではなくて"中国"料理では?」という向きもおいでかもしれない。実際、日本風にアレンジされたのが中華料理で本場っぽいのは中国料理、という分け方もある。でも「疑似現地中国

          201008 疑似現地中華

          201003 お笑いを見に行く散歩

          たまにお笑いライブを見に行くことがある。 特に熱心なお笑いファンというわけではないが、時間が空いて何しよっかなーというとき、選択肢の中に映画やトークイベントなんかと一緒にお笑いライブもある。そんな感じ。 今回は、前イベントで見て面白いと思ったチェリー大作戦というコンビが「単独やります!」とツイートしていたので前日にチケットを取って見に行くことにした。(ツイッターの告知に雑に流されてしまうタイプ) 心斎橋在住の私にとって難波は徒歩圏内。一括りに「ミナミ」という呼び方もあるが、

          201003 お笑いを見に行く散歩

          200921 思てたんとちゃうMINOH

          シルバーウィーク、珍しく平日の休みが取れたので、こんな時節柄でないとまあまず旅先には選ばない北摂に行くことにした。 幼い頃サルに囲まれた記憶がある箕面の滝を見に行って、大阪きっての有名旅館、池田の不死王閣に泊まる一人旅。その初日の箕面が何もかも思てたんとちゃうかったという話。 ちなみに大阪以外ではご存じない方も多いかもしれないが、箕面は「みのう」じゃなくて「みのお」なのである。阪急電車の箕面線で行くのである。 朝9時、箕面駅出発駅前には名物のもみじの天ぷらを売ってそうな

          200921 思てたんとちゃうMINOH

          200916 神社仏閣2020AW

          古今東西、人間のいるところ信仰あり。心斎橋周辺にももちろん神社仏閣はある。そんなアーバンなお参りスポットに散歩に行ってきた。イマドキやなあ、と思うこともちらほら。 難波神社心斎橋から御堂筋を北に行くとフェラーリのショールームの北隣に神社が現れる。よく考えると神社の場所を説明するのに「フェラーリの北」っていうのもすごいな。 毎年元日にはここに初詣に来ているが、それ以外で来ることはほとんどない。何度か「てづくり市」的な催しを覗きに来たくらいかな。 初詣のときは、本殿に続く階

          200916 神社仏閣2020AW

          200910 平日夜の心斎橋筋商店街

          ちょうど心斎橋筋商店街を横切る用事があったので1丁目の端から2丁目の端まで歩いてみた。このノートがないとわざわざこんなことしようとは思わないので、歩数を増やすという目的は着実に達成している。片道わずか600メートルだけど。 夜の商店街の現状改めて意識して見て驚いた。19時前でこの人通り(の少なさ)。がらんとしていてすいすい歩ける。ついこの間までこんなことはなかった。インバウンドの皆さんは夜型の人が多いのか、夜の商店街は本当ににぎわっていたのだ。 ほんの5~6年前、インバウ

          200910 平日夜の心斎橋筋商店街

          200906 心斎橋を歩く

          はじめに私は先日まで「ドイツにひとりで行く人へ」というマガジンを8か月あまりにわたり執筆してきた。 2019年末に行ったドイツ旅行の備忘録的なもので、どこへ行ったとか何を食べたとか事細かに書いてある。私以外誰が興味あるねんと思いつつ、ちまちま書き続け、結局全36話の大作になってしまった。 ほぼ毎週日曜日に記事を書いてアップして、という作業がこれだけ続けられたのには理由がある。 ずっとずっと後の世に、この記事を発掘して読む人がいるかも知れない。その人のために説明しておこう。

          200906 心斎橋を歩く

          #36《最終回》旅して見たドイツ

          わずかな旅の間、ミュンヘンとベルリンという限られた場所で見たドイツ。 それでもとびきり魅力的で、私は心をわしづかみにされてしまった。旅を振り返りながら、特に印象的だった部分を記しておきたい。 人が大人だ街でも電車でも他人を気にしてそうな人がいない。それでいて一人一人がきちんとしているので全体の秩序が保たれている感じ。「お互い大人なんだから干渉せずにいきましょう」という成熟した空気が漂っている。 それは旅行者の私に対しても同じで、たとえ店員さん駅員さんであっても過度に構って

          #36《最終回》旅して見たドイツ