201220 黒い森のケーキ
ちょうど1年前はドイツ旅行の出発直前で慌ただしく準備などしていた。
そのあたりの様子はマガジン「ドイツにひとりで行く人へ」に詳しく書いてあるので是非ご覧いただきたい。
世が世なら今年も同じ時期にドイツ旅行を計画していたのだがこの有り様。どこへも行けない年末年始になってしまった。
ステイホーム以降、ドイツやヨーロッパに関するオンラインイベント・講座を視聴することが増えた。恋しくて仕方ないのだ。
その中のひとつが「ドイツクリスマス市」というオンラインイベントの「ドイツを知るミニ講座」というもの。
ドイツ在住のさまざまな専門家たちが各分野について分かりやすくお話してくださる。
今朝はベルリン在住のライター、河内秀子さんの「知られざる(?)ドイツのお菓子文化」講座を見ていた。
ケーキといってもクーヘンとトルテがあって、とか、どれがどの地方のお菓子で、とか聞いていたら、いてもたってもいられなくなった。
そうだ、大阪にもドイツのお菓子が食べられる店があるかもしれない。どうせなら、去年ドイツで食べ損ねたシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)が食べたい。
調べてみると、やっぱりあった。中でもこのお店美味しそうだな。なになに? カフェバーンホーフ! ドイツで駅の名前にやたらBahnhofってついてるから何かと思って調べたら「駅」っていう意味だった(そらついてるわ)、あの、バーンホーフ!!
場所は……玉川か。早速行ってみることにした。
JRの高架下にあるみたい。こうやって見るとイーストサイドギャラリーのあたりに似てるな。確か写真撮ってたはず……
全然ちゃうやないか……
で、お店に到着。
かわいらしくておしゃれなお店だ。
ショーケースにはドイツ・ウィーンのケーキがずらり。
あ、ありました。
キルシュトルテ。美味しそう!!
てっきりカフェもあるのかと思っていたが、スタンディングのわずかなスペースだけだったので持ち帰ることに。となるとひとつではさみしいのでアプフェルクーヘン(りんごケーキ)も一緒に購入。
お店の人によるともともとはコーヒー専門店で、コーヒーに合うお菓子を探したところドイツ・ウィーンのお菓子にたどり着いたのだそう。確かに合いますよねえ。
おうちに帰って美味しいコーヒーをいれて、ミーアキャットのお皿に……
ケーキをのせます。
せっかくなのでドイツっぽくフォークをぶっ刺します。
完璧!
お味の方は、というと、河内さんがおっしゃっていたように生クリームが甘くなくてペロリといけてしまいそう。チェリーの甘酸っぱさとお酒の風味がたまらない。もちろんコーヒーにも合う!! 最高ー!!
と、こんなことをしながら気を紛らせる年末でございます。