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富士山世界遺産センター(静岡) 坂茂
建築家 坂茂
構造 鉄骨造
底部が直径10mの円形から長径46m短径29.2mの楕円形に広がる「逆さ富士」型
木格子を組み上げた意匠でデザインされ、木材は地元のヒノキが使われている。
室内側も格子になっているため近くで見ることができるが、格子は交互に勝ち負けが入れ替わり、編んであるように見えるのがまた美しい。
また、トイレのピクトグラムも可愛らしい。
この建物の脇が、富士山浅間神社の一の鳥
熊野古道世界遺産センター(三重)
2006年竣工
設計:建築研究所アーキヴィジョン
日本国内でも最大級の木造建築であり、在来軸組工法にヒントを得た木構造。
集成材やトラスを使わずに10.5mの柱感覚を実現している。
地元の尾鷲ヒノキと熊野杉がふんだんに使われた。
またこの使用された木材は特定の森から取られたのではなく、
広い範囲から取得され、森への負荷が集中しないように配慮されている。
建物内部の梁がそのまま外部の庇を支
潟博物館 青木淳(新潟)
福島湾を展望できる自然学習や文化活動を行う拠点的な施設。
福島のさざえ堂か海のさざえにインスパイアされたかのように
建物内は螺旋のスロープ構造になっています。
螺旋のスロープ及び階段は展示室およびギャラリーとして
利用されており、潟の歴史などが紹介されています。
最上階の展示ホールは講演会やミニコンサートが行われるスペースとなっています。
螺旋の外側をまわりながら様々な方向の景色を楽しむこ
NEXT21大阪ガス実験集合住宅(大阪)
建築の長寿命化と可変性という相反するものを両立させる
スケルトン・インフィルという考え方を取り入れた
大阪ガスによる実験集合住宅
スケルトンは構造躯体
インフィルは住宅設備を表し
建築における高耐久・長寿命が必要な箇所(スケルトン)と
住まう人の生活に合わせて可変できる箇所(インフィル)を
明快に分けた。
中庭が設けられ、光が各住戸に入るように設計されている。
また、各階の外壁形状も四角や丸と