夏の新作に向けて新しいヴェリーヌを考えているのですがなかなか決まらない。 ヴェリーヌとは夏場によく出されるグラスに入ったデザートのこと。 同じ部署の五人でそれぞれ作らなきゃいけないのだがそれぞれ担当が決まっている。 イメージだが赤、緑、黄色、青か紫、そして自分が担当している茶色だ。 茶色として思い浮かぶのはチョコやカフェ、紅茶などだろう。 しかし自分は去年から作ってきていた試作の中でこれらの食材を結構使ってきている。極端な話、飽きた😭 毎回こいつ同じ食材使ってんなと思
僕は一年ほど前から主に投資信託で資産運用を始めています。 仕事はケーキ屋で働いていますが周りの人に聞いてみるとほとんどの方が 「資産運用って何?」 「投資やってるんだ。すごいね」 ぐらいの感覚。 おそらくことパティシエ業界においてはこういう資産形成に興味を持って勉強している人はほとんどいないんじゃないかなーと思います。 (あくまで自分の周りの人を見た個人的な見解ですが笑) ではなぜ自分は資産運用を始めたのでしょうか? それは将来に不安を持っていたのと、自分の性格がわ
僕が最初に出会った自己啓発本 この本と出会ってから初めて読書が楽しいと思えるようになりました。 ケーキ屋で働いていて毎日精神をすり減らしていたあの時。 ふと書店で目に止まったのが自己啓発の金字塔とも呼ばれる この「嫌われる勇気」です。 いや、自分の名前やんけ... どうやら自分は嫌われるらしいです。 という話は置いといて少し中身を立ち読みしていたらないように引き込まれてしまい、流れるように購入してしまいました。 この本のすごいところが、あまり本を読み慣れていない人で
パティシエは非常に多忙ですよね。 朝は早くて夜遅い まさに世間でいう社畜の代名詞みたいなものですがみんなケーキ作りや食べてくれる人たちの喜ぶ顔がみたいといったやりがいがあるので日々仕事を頑張っていると思います。 なのでみんな勉強熱心です。お菓子のことは。 でも、同時に不安をみんな抱えていると思うんです。 主にパティシエは低賃金なのでそれによる将来の不安がメインになってくると思うのですけど、それが原因で転職したりと自分で好きなことだったはずなのにやめてしまう人が自分の周りにも
パティシエの仕事についてから5年以上経っているが、定期的にどうしようもないケアレスミスというか初歩的なミスをしてしまう。 ルセット(レシピのフランス語)を見間違えて配合がずれてしまったり、その日に出さないと行けないケーキを勘違いで出さないで期限切れにしてしまったり、つい先日は鍋でオレンジのコンポートを炊いていたのだけれど、大体30分くらいはずっと火にかけ続けて煮詰めるのだが今までは時折そこが当たらないように混ぜていたが基本は混ぜなくても大丈夫だったのだがその日はそこを焦がして
ケーキ屋さんの仕事は毎日が固定化されやすい 焼き菓子や溜め込んでる生菓子とかは在庫を見ながら何日かに一回仕込みを入れるとかになるのだが、その日に店頭に出すケーキに関してはラインナップをガラリと変えない限りそんなに作業は変わりないと思う。 ケーキ屋さんの中でお菓子のラインナップはそうそう変わるものではない。 大体季節商品などはその時によって変わったりするが基本はほとんどの商品は通年出しているものだったりして仕込みも回数が多くなると思う。 回数が多くなると困ってくるのが仕事に
ケーキ作りの中で欠かせない要素になってくるのがアングレーズ カスタードクリームは出来上がった時点でクリームのように保形性があるのに対してアングレーズはソースのような流動性があります。 一般的には牛乳とバニラビーンズを沸かしてそこに砂糖をすり混ぜた卵黄を入れて炊き上げるという手法で作られます。 これをベースにしてお菓子作りではフルーツのピューレやチョコレートを加えてムースケーキやケーキにトッピングするソース、バニラアイスなんかもアングレーズから作られたりと非常に基本的な配合にな
自分が勤めているパティスリーは結構大きい会社で自分達のお店だけじゃなくて、同じグループで東京とかで販売しているお店の商品も何年も前から作っていた。そこは同じグループのなかでチョコ専門で作っているような部署だったのでショコラ部屋と呼ばれていたのだが、数ヶ月後に新しく店舗ができてチョコもそこで製造するようになる関係でショコラ部屋の人たちと同じお店で働くのは今日が最後だった。 本当はその店舗ができるのはもっと前の予定で名古屋にいるのはちょっとの予定だったのがずいぶんと予定が遅れてし
私は今はパティシエとしてお菓子屋さんで働いているんですけど、パティシエの仕事ってとにかくハードなものが多い。 重たい材料を持ったり、厨房の中を走り回ったり、仕込みも結構力仕事が多かったりで一日を終えてみるとかなりの疲労感... それに加えて労働時間もかなり長くて特に繁忙期、クリスマスのシーズンは1日14時間労働なんかも普通にあったりします。 もはや飲食業界に労働基準法なんかあってないようなものです。 自分自身もこの業界に入って最初の頃はしょうがないかなと思ってました。 終わ
コロナ情勢下のなかで飲食業界は大きな打撃を受けています。 私の働いているお店もバレンタインの催事に出店していますが、例年と比べると大きくお客さんが減少していて売り上げが思うように上がっていません。 そんななかTwitterでこんなサービスを見かけました。 Cake.jpという会社が行っている、いわばケーキ専用のネット通販サービスです。全国の色々なケーキ屋さんと提携していていろいろなケーキを選ぶことができます。お客さんはこのサイトでほしいケーキを選んで買えば、後で冷凍状態
1月の中旬ぐらいから試作を続けてた試作のケーキがようやく完成しそうです!! 実に3ヶ月間ほど試作を繰り返してきたわけなんですけど、今回は大きいレクタン(ケーキを仕込むときに使われる四角い枠)で仕込むケーキを試作してたんですけどそれがなかなか難しかったです。 味自体は1ヶ月ほどでOKが出てたんですけど、各層のバランスが絶妙で、大きいロットで仕込んだ際になかなか少量で仕込んだ時のような味が出せなくて苦労しました。 上から ・アールグレイ風味のミルクチョコムース ・濃縮オレンジの
大阪でシュークリーム専門店「Capri」を経営しているオーナーシェフの角島さんとお話する機会がありました。 角島さんは専門学校に在籍していた時からお店をだすために動いていて、 専門を卒業してからすぐにお店をオープンしたそうです。 僕はその経歴を見たときにすごく驚きました。 普通お菓子屋さんを出そうと思ったらある程度の修行期間を経て、最低でも5年くらいはどこかのお店でお菓子作りを学ぶのが常識だと思っていました。 けど角島さんはそうは考えなかったそうです。 パティシエの
今日、大学一年生の短期バイト君に、 「ゆうきさんっていつ夢をみつけられたんですか?」と聞かれた。 その子はまだ大学生になりたてで、なりたい夢も今のところなくて、 ただ学生を過ごしている感じ。 「いろいろやってみてはやくやりたいこと見つけたほうがいいよ」 と自分が喋った返しがそれでふと考えた。 いつからケーキ屋になりたかったんだっけ? 多分そんな昔のことじゃない。 学生時代は部活でやっていたバスケットボールが全てで、 それがない生活なんか考えられなかったけど。
私は愛知のパティスリーでケーキをつくっている現役パティシエのゆうきです。 毎日数えきれないくらいのお菓子を作り続けています。 実際にパティシエになって、毎日仕事としてお菓子を作り続けていると、 もうお菓子のことしか頭のなかになくなっちゃって、 こうやって自分の思っていることとかを文章だったり、言葉だったりに 変換して表現することが少なくなったなーと思いました(笑) お菓子作りはやっぱり創造性がとても重要になってくると思うし、 これからの社会をいきていくためには自