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#勉強になった本

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タブーからリアルへ。生理の広告が変わってきた。

タブーからリアルへ。生理の広告が変わってきた。

生理の話って、おおっぴらにできない。そんなふうに思う。

身体はプライベートなもので、センシティブな話題だ。少なくともわたしは「今日、コンビニで新しいマリトッツォ見つけたよ」みたいには話せない。

じゃあなぜ、noteで記事を書くのか。もうちょっとだけ、気軽に話せるといいんじゃないかな?と思うから。

「生理痛」を「体調不良」と言い換えがちわたしはほぼ、言い換えている。というか、生理痛がしんどい時

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映画『エターナルズ』を観て、ヒーロー像の変化を感じた。

映画『エターナルズ』を観て、ヒーロー像の変化を感じた。

わたしはマーベルコミックを読んだことがなく、マーベル映画もほとんど観たことがなかった。

だから、『ノマドランド』でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督がメガホンを取ったマーベル映画『エターナルズ』を観に行った時、楽しめるだろうか…という不安のほうが優っていたと思う。

でも、杞憂だった。

現れたのは、多様な“人種”で構成されたヒーローたち『エターナルズ』のあらすじを簡単に説明しよう。

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誰かの「弱さ」が、世界を変えるアイデアにつながる

誰かの「弱さ」が、世界を変えるアイデアにつながる

「マイノリティ(社会的少数者)」という言葉から何を想像しますか?

性的マイノリティのLGBTQ+や、ハンディキャップのある障がい者でしょうか。

『マイノリティデザイン』のタイトルを初めて見た時に、私はそのような人々を思い浮かべました。

ですが、読み進めるにつれて「そうではない」と気づかされました。

マイノリティ性とは、「苦手」「できないこと」「コンプレックス」のような人間なら誰もが持ってい

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