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【理学療法士おススメ】アクティブレスト・お風呂でマッサージ

【動作・歩行・呼吸の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が及ぼす身体への影響や、生活における悩みとの繋がりについての解説と、その改善方法・予防方法として、【運動や生活に取り入れてほしいこと】もあわせてお伝えしています。

わたし自身が女性ということもあり、特に女性の身体と心についての投稿をどんどん書いていますので、是非読んでいただけたり、「○○について知りたい!」などのリクエストもいただけると嬉しいです。

先日より、女性の身体にとっては【変化】もストレスになること、さらに女性は毎月【変化】が起こるので、よりこの【変化】による影響へのケアが必要だということをお伝えしています。

直近では、ケアの中でも休息は大切なこと、休息とは単純に休むだけではなく、疲れによってはあえて【身体を動かすことで休養を取る方法】を投稿しています。

アクティブレストの中でおススメはウォーキングなのですが、どうしても疲れている日や、時間が取れない日もあります。

そんな時はアクティブレストの1つ、入浴で血行を良くしつつ、さらにマッサージも加えて効果を高めてしまいましょう。

まず、入浴には3つの効果があることを知ってもらえたらと思います。

入浴には【浮力作用】【水圧作用】【温熱作用】と呼ばれる3つの作用があります。
【浮力作用】とは、お湯の浮力によって、身体を支えるために緊張していた筋肉がほぐれることです。また、浮力によって身体が軽くなることで、だるさも感じなくなりリラックス効果もあります。
【水圧作用】とは、お湯によってお腹や胸に圧力がかかり、横隔膜が上に押し上げられて肺の容量が少なくるのを補おうとして自然と呼吸数が増えることです。また、静脈の血液やリンパ液も、この増えた呼吸と水圧によって心臓に戻りやすくなり、心臓へ流れ込む血流が増えることで心臓の働きを活発化させ、全身の血行が良くなります
【温熱作用】は、その名の通り温度によってもたらされる効果です。38~40℃程度のぬるめのお湯であれば、副交感神経が働いてリラックスしやすくなります。

【理学療法士おススメ】アクティブレストにぴったりの運動(https://note.com/yoridokoro_yuki/n/n7394888f604d)より

この中の【水圧作用】によって、水深50〜60cmの湯船に肩までしっかりつかると、例えばウェスト周りは1cm〜数cm細くなると言われています。家のお風呂と言えど相当な圧力なのですね。

もちろん足先やふくらはぎ、太ももにも圧力がかかりますし、さらに呼吸数も増えることによって、血液を心臓に押し戻す機能が高まります。これらによって、むくみが軽減されるという嬉しい効果もあります。

入浴だけでも、このように浮腫みは改善するのですが、さらにマッサージも加えよう、というのがおススメポイントです。

入浴によるアクティブレスト効果+マッサージによって副交感神経を高めるリラックス効果も取り入れて、ぐっすり休み疲れを取りましょう。

マッサージの方法はとっても簡単です。
①できれば首まで、首が無理な場合は鎖骨や胸のあたりまで浸かる
②右足を水面の高さまで持ち上げ、足首をゆっくりと回す
③両手で足首を包み、足首から膝裏まで、ふくらはぎを4~5回にわけてゆっくりと掴んでもみほぐす
④膝裏は両手の親指でゆっくりと押してリンパを刺激する
⑤左足も同様に、③、④を行う

水圧作用で十分に圧がかかりますし、あくまでリラックス効果を高めてゆっくり休むことが主軸のため、強い力で無理に足首を回したり揉んだりする必要はありません。

ゆっくりと、気持ちの良い速度で足首を回し、ふくらはぎも心地の良い強さで疲れが癒えるのをイメージして掴んでいきましょう。

身体の内側からじわっと温まったら、今日はぐっすり寝られるはずです。是非一度試してみてくださいね。

* * *

運動習慣作りや自分の姿勢や身体の歪み、呼吸法などの把握・改善はとっても地道ですが、「しっかり取り組もう、改善しよう」と思われた場合は、やはり客観的な指導があることが一番効率的かと思います。

動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。

現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズ、おすすめのトレーニングもお伝えできます。お気軽にご相談ください。

また、もっと知りたいことやわからないことがある場合も、是非コメントや連絡いただけると嬉しいです。

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