依代

よりしろ/社会学研究科の大学院生/社会福祉士/精神障害(うつ病) 専攻テーマは依存症と自助グループ

依代

よりしろ/社会学研究科の大学院生/社会福祉士/精神障害(うつ病) 専攻テーマは依存症と自助グループ

最近の記事

  • 固定された記事

実習の話と自己紹介をする回

自己紹介をする上で、最も自分の人生に影響を与えた社会福祉士の実習について書こうと思います。 私は高校生の頃まで非常に内向的な人間でした。仲の良い数人の友人を除けば可能な限り人間と話したくなかった。というのも幻聴や妄想といった症状があり、外を歩けば周囲の人間が自分を笑って馬鹿にしているように思えてならなかったためです。 散歩すれば周りの女子高生が私に悪口を言っている気がする。気が滅入りまくってました。 そのため大学受験のための塾に2年通っていたが、他の受講生は勿論先生とも一

    • 社会福祉士実習を振り返ってみた

      こんにちは。社会学大学院生の依代です。 今日は社会福祉士の実習を体験を振り返ろうと思います。 自分に書ける話で需要がありそうなものを考えた時に「そうだ実習の話があるじゃない!」と気がつきました。 もう一年以上前の話なので細かいところは抜けていますが、全体の流れと感想を書いていきます。 (守秘義務があるため、一部内容は実際とは変えたものになります) 実習の大まかな内容 私は大学3年の夏休みに社会福祉士実習に行きました。 実習期間は実日数30日(全体では1ヶ月半ほど)、

      • 文系大学院生の私がnoteを書く理由

        あなたがnoteを書き始めた理由は何でしょうか。 何か伝えたいことがあった? noteを通してだれかと繋がりたかった? 私がnoteを始めたのは、 「卒論執筆で自分の文章力の無さに打ちのめされたから」です。 卒論を書くまで、自分は文章を書く事にそこまで苦手意識はありませんでした。 むしろ、得意な方だと思っていました。 毎週3000字のレポートを落とさず提出していましたし、社会福祉士実習の日誌もそこまで苦労していませんでした。 しかし卒論は違いました。 何しろ2500

        • 病気の私がわたしなのだ—「治療対象」としての葛藤

          あるシナリオで好きな言葉があります。 「病気の私がわたしなんだもの」 「皆『病気を治してから暮らしましょう』……なんて、馬鹿みたい」 (ネタバレを含むため意訳) ばかみたい、までは思わない。けれど病気は自分と簡単に切り離せるものではなく、ずっと病気だったのならなおさら自分の一部のように感じると思います。 かく言う自分も、妄想や鬱病の症状といった「異常な思考回路」はもう中学生くらいの頃から続いています。そして誰からも自分の思考が変だと言われなかったので自分の中に「ふつう」

        • 固定された記事

        実習の話と自己紹介をする回

          最低ラインの外部国立大学院受験のすすめ

          今年、私立大学から外部の国立大学院を受験し、合格しました。 受験形式は冬入試で、一次試験(卒論、研究計画書等)と二次試験(面接、英語の口頭和訳)を受けました。 何とか合格をしたものの改善できる点は多くあったため、内省を含めて可能な限り合格の最低ラインをいく内容を書いていこうと思います。 ギリギリでも大学院に受かるために削れない点だけあげていきます。 4年の12月末までには研究室訪問をしよう  大学院受験組なら、卒業論文はしっかりとしたものを書くためにギリギリまで粘るでし

          最低ラインの外部国立大学院受験のすすめ

          妄想を伴ううつ病の生活歴

          ・自分が精神疾患になってからというものの、自分と同じ病名の人を検索しては症状を読むみたいなことを繰り返していた。 しかし中々自分と同じ症状の人はインターネットでも見つからず、また現実世界でも赤裸々に話せる訳でもないのでnoteに書くことにした。 ・私は中程度の鬱病という診断であるが、鬱病ではメインとして見られることが少ない幻触(実際にはないものが触れている感覚)や幻聴、体感幻覚(体内に異物がある感覚)、妄想があった。 この体験はすでに中学頃からあり10年来の付き合いであっ

          妄想を伴ううつ病の生活歴

          偽物の死としての睡眠

          ・寝るのが好きだ。寝つきはよくないが、今から寝てもいいし何もしなくていい時間が好きだから寝るまでぼんやりしている時間も苦ではない。昨夜ぼんやりとしながら何で睡眠が好きか考えていた。私は他の人と比べて睡眠時間は長いほうであり、いつでも本当に寝ることができる。のび太並みだ。薬の副作用かと思っていたが全然服薬前からこれくらい寝ていた。ただ変なタイミングで寝ることがあって、外出先とか歩きながら寝そうになる時があった。カウンセリングで話していたところ、もしかすると解離性障害の症状かもし

          偽物の死としての睡眠

          Re:作られたナラティブ

          ・今日でカウンセリングが終了。今の先生は3月いっぱいで任期終了らしい。悲しい。これが転移かあ〜とも考えている。前よりも朗らかになって、神経過敏な感じがやわらいだと言ってもらえた。そんな気もする。いい先生だったな。vivantの乃木の彼女さんに似ていてウェーブで肩くらいまでの髪でした。お前はすぐ人の顔を忘れるから、書いておいてやる。K先生。名前ギリギリ思い出せた。 ・「今までのいらいらは行き場のない不安をぶつけていたのかもしれない。これまで性格の問題だと思って悩み、当たりたく

          Re:作られたナラティブ

          学問の正しさバトルをしようぜ!大学院入試編

          ・久しぶりに日記を書く。前回が大学院入試の直後だったので、まあまあな期間が空いている。さらに他の院の試験があり、忙しかったのもあって更新できなかった。推しは毎日更新を5年もかかしていないのに…とは思ったが、私の方は誰かから催促されている訳でもなく、ただ勝手に推しを真似て書いているだけなので、細く長く続けばいい。かれこれ私も3、4年書いているのでかなり続いている方だと思う。この内容も多分この180回のうち何回書いているだろうか。文章を書く力も考える能力も昔と変わっていないので、

          学問の正しさバトルをしようぜ!大学院入試編