インドにはお米がいっぱい🌾麹にあう米選び
南インドのマドゥライのスーパーに行った時、入り口真正面エリアに美しく並ぶ様々なお米の種類と量の多さに驚きました!
日本では小麦で作られたナンがよく知られ、インドは小麦文化と思われる方も多いですが、特に南インドでは米が主食であり、米の種類も大変豊富。1970年までは約11万種類の米があり、現在でも約6000種類(°▽°)!!!もあるそう。
地域によって好まれる米は異なり、北インドではバスマティライスが、南インドではソナマスリやポンニ米が一般的です。日本でもバスマティより高めですが、ポンニやソナマスリ米は購入できます。
今回、時間的に限られていることもあり、事前にお米のことを下調べていくことにしました。
まずは、お米の品種などについて農業サイト↓↓↓とても分かりやすく分類わけされ、インドのお米事情が分かりやすく書かれています。
収穫期間や量を如何に短く多くするか、各料理への適応性(イドリ・ドーサ、ビリヤーニなど)や嗜好性、耐病虫性などにより、品種改良がおこなわれてきた様がみてとれ、インド米の系譜や特徴があることがなんとなくわかりました。
タミルナドゥ州の水田について
タミル・ナードゥ州の米の季節
次にタミルナドゥ州で販売されている米の通販サイトから、どのような米があるのか目星をつけてることにしました。各州の中からタミルナドゥ州を選ぶと、以下のカテゴリーが出てきます。
▶Ponni Rice
▶Paddy Rice
▶Basmati Rice
▶Sona Masoori Rice steam
▶Organic Rice
▷Long Grain Rice
▷Short Grain Rice
▷Parboiled Rice
▷Steam Rice
▷Broken Rice
▷Bpt Rice
多くのお米の種類の中でタミルナドゥ州で最も代表的なお米は
「Ponni Rice/ポンニライス」でしょう。
大きさ的には日本米に近いポンニ米の「ポンニ」の意味は、カルナータカ州とタミルナドゥ州にまたがる全長約800kmの「カーヴェリ川」の別名で、タミル語で「黄金の川」という意味。
川の周囲は肥沃な土地であり、周辺の農業やタミル文化にとっては大変重要な川であり、川沿いには多くの寺院や歴史的建造物が建てられているようで、カーヴェリーデルタともいわれています。このカーヴェリーデルタがタミルのお米の主な産地であるようです。
通常のポンニライスは「ホワイトポンニ」を示していると思われます。(improved white ponniの言葉もでてきますが、この違いは明確でない)
以下、ホワイトポンニの詳細です↓↓↓
〇親品種:
Taichung 65(台湾)/2/Myang Ebos -80(マレーシア)
〇 開発:タミルナードゥ農業大学 1986年
〇1000粒重量(g) - 16.4g
〇穀物の種類 - 中程度の細い
・草丈: - 中背
〇米の色 - 白
〇 特徴:
・優れた穀物品質の米
・米ツングロウイルスに耐性
・褐色斑点やられたいもち病、細菌性葉枯れ病に対する耐性
(ポンニの優位性らしい)
このTaichung 65(台中65)は1929年ジャポニカ米同士を掛け合わせ台湾の気候に合うようにつくられたとのこと、日本米に近い大きさは、ジャポニカ米の遺伝子の一部によるところでしょうか。また、ポンニ米にはADT BDTなど、親からくるいくつかの系統があるようです。
つづく↓次回は
「腑に落ちたParboiled Rice」
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