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ひとり、という名の無菌室に慣れたわたしの 目、鼻、耳、記憶の欠片が恋しがる だれか、のいる…
時限爆弾が爆発しそうだから海に行きたいのに、あふれた痛みの影が、冷たい地面に突き刺さって…
水饅頭になっちゃった 笑いながら袖を捲られた腕を見て、なるほど、と納得してしまう 一日をベ…
貰い手のない愛情をポケットに押し込んでもっともらしく 空を見上げて「久しぶりの晴れ間です…
冬の冷気 吐く息は白く 水道の蛇口 小さな氷柱が鋭く尖る 沈黙の公園 冷たく錆びたブラン…