夜長
日記ベースの、詩、散文、短歌の文字置き場
色々なジャンルが行き交う文字置き場
『熱狂的女子高生』から、 桐木いちると村島律の物語を綴っていきます。 (不定期更新)
男性同士の関係性がつよめな文字置き場
女性同士の関係性がつよめな文字置き場
私の電動車椅子は、背もたれが倒れたり、そのまま全体が寝る姿勢のように座面を傾けたりするもので、コントローラー部分には少し大きめの画面(ここにスピードや、各種選択モードが表示される)がついている。 そして外出時には、高確率でちびっ子たちの興味津々の眼差しに遭遇し、「あれに乗りたい」「いいな〜」などと言いながら、隣を歩くお母さんの手を引くちびっ子たち。 特に男の子が多いんだけど、きっと彼らのイメージとして、ロボットの操縦席に近い感覚なんだろうなと思ったり。 どういう人が使う
動けなくなって七年目。 桜を見ていないのも七年目。 毎度思ってるけど、来年は見られたらいいな。 てかその前に歯医者だよ。 痛みで噛みしめちゃうから歯が割れるんだけど、歯医者行けないまま一年経ったのはさすがに恐ろしい。 がんばって、歯……!
忘れたい記憶をしまっている箱の蓋がパカーンと開いて飛んでっちゃったので、罪悪感・嫌悪感・羞恥心に後悔たちが、一斉に押し寄せてきて責め立てられているみたい。 自分がされた事と同じくらい、自分が相手にしてしまった事もある。 今思えば、しょうもなくて卑怯で情けない自分もたくさん存在してたよね。 忘れたいし消し去りたいと思うけど、負の側面だけ削ぎ落としたら、自分にとって都合のいいだけの自分になってしまうし、これから同じ轍を踏んでしまうかもしれない。 やらかした~~! って地底深く
相棒猫の目やにを丁寧に拭き取ることと写経は似ている。
年々話すことも難しく、伝わっていたことも伝わらなくなる事も多い、そんな先日の通院時の話。 どうせ無理して出るなら病院じゃなくてカラオケ行きたいし、ファミレスとかでパフェ食べたい。 こんな感じのことを必死に訴えたのだけど、カラオケの『お』が難しい。他は割とそのままの口の形で何となくでも伝わったりするのだけど、『お』は他の音より舌の動きが関わってきて、私の言う『カラオケ』は、聞く側にはどうしても『からあげ』になってしまう現象にキー! となってしまった。 『カラオケなら、小
ただでさえ対症療法しかないのに重度で効きが悪く、打つ手なしの頭打ち状態。相棒猫とも離ればなれで寂しいし、一日過ごすので精一杯。 そんな時、不意に意識に飛び込んできたしょうもないナニカに吹き出すと、自分まだ大丈夫だわと思い出す。一見しょうもないようで練られてる。ブラボー!!
緻密な言葉の海と、問答無用で私を誘う愛猫に癒されていた。
ひと息つくって何だっけ??な日々でも今日は誕生日。 誕生日と年末年始は一年の中で苦手な日でもあるんだけど、またひとつ年を重ねられたのは有難いことだなぁと。
風穴を開けた勢いで飛び回る、最強の家出ひとり旅
お題メーカーさんから、以下の内容に添って書かせていただきました。 「人は本当に悲しいとき、涙が出ないのだと知った」で始まり、「炭酸の強いラムネは涙の味がした」で終わります。 人は本当に悲しいとき、涙が出ないのだと知った。そんな事は知りたくもなかったけれど、現に今、両の目は乾いたままだ。 胸が破れそうに痛むのに、それを逃がす術が見当たらない。もし本当に破れたなら、そこに収まっているものは何処へ行くんだろう。涙として体の外へ排出されないのなら、いずれこの体は溢れた悲しみで一
三月、四月の多忙の正体が桜の花びらだったら納得
今年こそと思い続けて六年、やっぱり桜を見るのは無理だったけど、気持ちだけでも春の気配を思い出したいね。
更新されない記憶の底で芽吹き咲き散りゆく四季の花々
相変わらず動けない日々ですが、どんなカタチでも年越しできることに感謝です。 年末用においしいものも買っておいたのに何も食べられなかったし、一番食べたいのはクリスマスケーキに乗ってる砂糖の塊サンタさんです!!
台風の影響やら何やらで、必死が過ぎる今日この頃です(白目) 痛み止めが効いてくれない激痛で歯が欠けるわ、ヘルパーさんと少しやり取りしただけで呼吸困難からの熱上がるわで、とにかく一日を過ごすことにいっぱいいっぱい。 呼吸苦や痛みでほとんど寝られないのは前からだけど、やっと少し眠れた~と思ったら、吐き気で目覚めて夜中の嘔吐が続いたり。 とにかくちょっと休みたい。休みたいったら休みたいっ。 そんなこんなで何とか踏ん張っているけども、そろそろ息抜きしたい欲が爆発しそう。 七転八倒
突然暑くなったり寒くなったりするけれど、季節はミルフィーユみたいに重なり合っていて、それは春夏秋冬の四層どころではなく、もっとずっとたくさんで。 それぞれの層の、暑さ、寒さ、涼しさ、湿っぽさが、自分の順番がやってくるのをそっと待っているのかもしれない。などと、昨日までとはがらりと装いを変えてきた今夜におもいを馳せるなどした。 あ、でも。ぱっと見で何層あるのかわからないくらいのものが季節のケーキだとすると、ミルフィーユというよりは、ミルクレープの方がイメージとして近いかもし