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子どもが勢いでつくるタイトルの文字が、どんなフォントよりもいい仕事をしてくれた例
あけましておめでとうございます。
3人子育て中フリーランスママデザイナーYomiです。
今年もnote、どうぞよろしくお願いいたします!
今日は、去年つくったデザインの中で、子どもに書いてもらったタイトルの文字がいい仕事をしてくれたなというケースを2つご紹介させてください。
2022年の年賀状
まずは、せっかく年明けなので、今年の年賀状に使った文字からご紹介したいと思います!
「HAPPY NEWYAER」はいつもnoteに出てくる小4息子のオリジナルで、おってもらいました。
どんな文字にしようかなといろんなフォントと睨めっこしていましたがどれもしっくりこなかった時、折り紙折ってみると申し出てくれました。
そんなことできるんかい!?と思ったのですが、ちゃんとつくってくれました!
並べる前にすでにワクワクしすぎてフライング投稿しました。
つくる前からワクワクしてると、良い仕事ができる気がしてます。
(年賀状は仕事ではないけれど泣)
文字ではないのですが、せっかくなのでかわいいトラもご紹介。
私も息子も大好きなフチモトムネジさんという折り紙作家兼グラフィックデザイナーさんの創作で、ご本人のyoutubeを見て息子が折っています。(折り紙好きな方は可愛いので挑戦してみてください!)
「今年もよろしくお願いします」も息子に書いてもらいました。
お年玉で買ったプラモデルに熱中しているところに書いてもらいに行ったので、味がある字だ。
いや、味しかない字だ。
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補正するとこんな感じになります。
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ちなみにトップ画像の「2022」は、5才の娘に依頼。
画用紙にフェルトペンでいくつか書いてもらいました。
書き順めちゃくちゃな5歳の文字も、とてもかわいいです。
右利きの大人が左手で書いてもこうは書けない。
子どものつくるものの偶然性ってすごく好きです。
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ペンで描いた文字はどうやって作っているかというと、
紙に書く(罫線のないもの)→iphoneで撮る→photoshopでモノクロ2階調にする→Illustratorに配置→画像トレース→拡張
この手順でaiデータにしています。
私はipadを持っていないのですがスキャンするのも面倒なので、この手法です。(ちゃんとした印刷物を作るときはもう少しちゃんとやります)
そして仕上がったインスタ用の年賀状はこちらでした!
子どもの造形スペースのwebサイト
次は、子ども造形スペースSalveのwebサイトを作成させていただいた際、
こちらも文字を息子に担当してもらってとても良かったのでご紹介させてください。
子ども造形スペースSalveについては、以前こちらの記事にも紹介させていただいた、10歳の息子が4歳の終わりから通っている自由造形の場です。
子どものための場所である特性上、各ページのタイトル部分は息子に手書きしてもらうことにしました。
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「字汚いよ?」とか言いながらもこれでも丁寧に、楽しそうに書いてくれました。
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仕上がりはこんな感じに。
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その他のタイトル部分もこんな感じです。
「こ」を練習した形跡が(笑)。
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アトリエ名などのタイトルも。
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こんな感じで、サイト内のタイトルたちはバシッとゆるくキマったのでした。
子どもたちの作品もたくさん載っていますので、ぜひみてみてくださいね。
子どものつくるものがこよなく好きでして。
自分の子どもがつくるものだけを好きというわけではなく、子どもがつくったものを見るのが本当に好きなのです。
どんな子がつくったものでも、絵でも、造形でも、字でも、どんなものでも興奮しながら鑑賞できるのが私の特技です(笑)。
いびつで、一生懸命で、かわいくて、最高にクール。
なので、子どものつくったものを要素として取り扱えるようなデザインの仕事は最高に楽しいです。
今年も、そんな仕事に出会えたら幸せだなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
3人もいるとネタも尽きることなく、今年も子ども関連のnoteを綴って参りますのでどうぞよろしくお願いします!