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酒の「アテ」という呼び方。

酒の「アテ」

この言葉を聞くたび、いつもモヤモヤしている。

私はお酒は飲まないが
ゆえにモヤモヤするのではない。

飲んでいた時から、なんか気になるというか
ちょっと気に障るワードだった。


「アテ」がおつまみであることは、分かる。

「おつまみ」ならモヤモヤしないのだが
「アテ」と聞くと、なんかモヤモヤする。

アテの由来は知らないのだけど
どうも酒に「あてがう」というイメージがあって
それがどうにもモヤッとするのだ。

あてがう。

それは、私の中では
「この男性には、この女の子(あえて女性ではなく女の子)をあてがう」
みたいな、愉快ではないイメージを勝手に抱かせるワードなのである。

なぜだろう。
別に誰かにあてがわれたこともないんだけど
そういうイメージなのだ。

だから、偏見全開なのは承知なのだけど、
「酒のアテにいいよな〜」
なんて言っている男性を見聞きすると、やはり愉快ではない。

勝手な思い込みなのだけど
酒は常の上位の存在で、「アテ」を見下しているんだろうな…と思ってしまう。

(上位)

超えられない壁
アテ
(下位)

みたいな。



だんだん偏屈さに嫌気がさしてきた人も
多いと思う。

そうでしょう。
だって私もそう思うもん。

ここらで「アテ」について調べてみようと思う。

「あて」とは、もともとは関西地方の方言といわれています。「酒にあてがう料理」という意味合いが、あての語源とされています。肴やおつまみと同じ意味で使われますが、珍味などのお酒がすすむ小皿料理を指すことが多いです。

方言だったんだ。

近年では、肴・おつまみ・あての違いが曖昧になり、すべてお酒とともにする料理として使われています。

そうだったのか。

だってさ。

珍味などのお酒がすすむ小皿料理。
うん、それならいいよ。(←上からw)


というか、何がイヤなのかわかった。

私は、明らかに上下関係を誇示してくる感じが苦手なのだ。(だから偏見なんだけども)

ほら、会社のお偉いおじさんが
女性社員を
「佐藤くん」
って呼ぶ、あの感じ。

え?
そこは佐藤さん、ですよね?
と思う。



もしかしたら
「アテ」なんて総称で呼ぶからよくないのかもしれないよね。

塩辛さん。
枝豆さん。
やみつきキャベツさん。

みんな名前があるんだよ。


みんなみんな生きているんだ
友だちなんだ〜。

<あとがき>
アテは関西地方の方言から来ていたんですね。
アテと呼ぶ人を否定しているわけではないので、もし不快に思った人がいたら、ごめんねごめんね〜。
今日もありがとうございました。


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