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君の膵臓をたべたい。

「君の膵臓をたべたい」
なかなかなタイトルですよね。

映画やマンガにもなっている作品なので、見たり読んだりした方も多いでしょうか?

私、今回初めて読みました。
パンチのあるタイトルゆえ、作品名だけは知っていましたが、今まで手に取ることはなく。

で、どんな話か?

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。
それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

本の概要より

ちなみに、タイトルに「えっ」と思った方もいると思いますが…
カニバリズム(人間が人間の肉を食べる)の話ではありませんので、ご安心(?)を。

このタイトルについては、ぜひ本を読んで知ってほしいので、記事には書きません。うふふ。

ということで(?)
今日は、この本を読もうと思ったきっかけを紹介しますね。

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先日、借りた本を返しに図書館へ。

私は、
「新着本」の棚が好きで、よく見ています。

新着本は、単純に本がキレイだから(笑)
新品に近い本は、見ているだけでなぜかテンションが上がります。

で、時間があったのでめずらしく他の特集棚も見てみることに。

その一つに、
「高校生が選ぶおすすめ図書」
というコーナーが。

地域の高校生がおすすめする本と、その理由が手書きのポップで並んでいたのです。

地域活動なのか、部活なのか、それとも授業の一環なのか。
理由は分からないのですが、手書きのポップがなんとも興味をひく。

そこで出会ったのが、この本。

確か
「思わず涙してしまう一冊。みなさんにも読んでほしいです」
というようなメッセージが書かれていたのです。

それを見て、

「わあ、そうなんだ」
「高校生は、どんな話に涙するのかな?」

などと興味深くて、つい手に取っていました。

もしこれが、
「司書のおすすめ」だったり、
「本屋さんのおすすめ」だったら、手に取らなかったかもしれません。
それって、きっと大人の視点だから。

私の今の生活で、高校生と会ったり話したりする機会って皆無。
日常で会う人は、保育園児と小学生の子ども、ほぼ同級生の夫、会社(20〜60代くらい)の人くらい。偏りがあるわけです。

そこに該当しない、「高校生」がおすすめしてくれるなんて、貴重な機会じゃないか?と。

もしかしたら、
今まで私が見逃していただけで、中学生のおすすめ本なんかもあったのかも?

自分の興味関心に基づいた本もいいけど、たまには違う基準で選ぶのもいいよなあ。

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ということで、
図書館の新たな楽しみ方を見つけたかもしれない、という話でした。

ちなみに、高校生が涙したというこちらの本。
アラフォーでも感動しました。
感覚を共有できて、なんだかうれしい(笑)


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