オノ・ヨーコからのミッション?グレープフルーツジュースをゴクゴク読んでみた。
え?
読んでみた?
「飲んでみた」の間違いじゃなくて?
これね、「グレープフルーツ・ジュース」
という本があるんです。
こちら、オノ・ヨーコの著書。
shogoさんの、こちらの動画紹介記事で知りました。
shogoさん、ありがとうございます。
「グレープフルーツ・ジュース」
この本は、成田悠輔さんの「人生を変えた本」のうちの1冊として、下記動画で紹介されています。
成田さん曰く
「本なのか、本でないのか怪しい」
とのこと。
え?
どんな本なんだ?
気になったので、読んでみることに。
…
率直な感想。
え?詩集?
いや、詩集ではないか。
これは…何なんだろう…?
そんな感じの本。笑
オノ・ヨーコの指示?指令?
のような短文が、写真とともに淡々と載っている、なんとも不思議な本。
オノ・ヨーコからのミッション、とでも言ったらいいのでしょうか。
たとえば
成田さんの動画でも紹介されていたフレーズが、こちら。
え?
何?
ど、どうしたらいいの?
と、こんな感じのミッションがひたすら綴られています。
以下、気になったミッションのうち1つを、私のナゾ解釈を添えて紹介しますね。
*****
「いろんな種のつまった袋」
私がこの言葉を聞いて、思い浮かんだもの。
それが、こちら。
そう、「柿の種」です。
いや、いろんな種類入ってないし。
そもそも、柿の種は「種」ではないし。
でも、この袋が浮かんだのです。
浮かんでしまったのだから、仕方がない。
なので、想像で穴をあけてみる。
で、袋を風の吹く場所に置く。
ビューンと強風が吹いて、家の窓から外へ飛んでいく袋。
これはマズイ、と私も家から飛び出る。
風に吹かれて、穴からポロポロとこぼれ落ちる柿の種。
ヒラヒラと舞う袋。
そうして、たどり着いたのはゴミ捨て場。
そう、今日は可燃ゴミの日。
ゴミ袋を漁っていたカラスのもとに、新たな獲物(柿の種)が。
わずかに中身が残った柿の種の袋を、ものすごい勢いで突くカラス。
食べ散らかされ、無惨な姿の柿の種たち。
それを横目で見ていた私。
道にこぼれ落ちた、柿の種とピーナッツ、そして穴のあいた袋を拾い、ゴミ袋へ入れる。
それにより、自己肯定感がほんの少し上がった私なのであった。
Fin
******
は?
なんの話?
…
とまあ、「想像力を広げられる本」とでもいうのでしょうか。
成田さんも
「行動をするための触媒としての言葉、触媒としての本」とおっしゃっていた気がします。(詳しくは動画へGO)
ちなみに、この本に刺激されて
ジョン・レノンの「イマジン」は生み出されたそうです。
そんな「グレープフルーツ・ジュース」
みなさんもぜひ、お味見いかがでしょうか?