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大人の連れション。

家族でビュッフェに行った。

隣のテーブルには、おそらく40代くらいと思われる女性が5人。
すでに食事をはじめており、困った義理家族の話などを、順番に話している様子。

「ああ、そういう集まりってあるよね〜」
(私は参加しないけれども)

と思いながら、特に気にしていなかった。

ビュッフェなので、子どもたちも夫も好き好きに、取りに行く。
私は、のんびり食べていた。

すると、隣のテーブル5人が
同じタイミングで席を立った。

「会計するのかな?」と思って見ていると
全員揃って、ビュッフェエリアへ向かったのである。

「え、それって連れションじゃん」

ようこ心の声。

行き先がビュッフェエリアだっただけで、
あれは完全に連れションだった。

完全に、学校の女子の休み時間がそこに存在していた。

とはいえ、連れションというワードは適切ではないか。

連れ食?
連れイート?
連れビュッフェ?

とにかく、連れションを彷彿とさせるそれだったのだ。

もしあの連れション集団に、私がいたら?

ビュッフェの食事くらい、好きなタイミングで取りに行きたいかな。

わざわざ全員で、同じタイミングで行く必要ってあるんだろうか?
5人全員、全く同じタイミングで食べ終わるなんてことも考えにくい。

でも、もしかしたら
彼女たちは久々に集まれた。
だからなるべく同じテーブルで時間を共有し、話に花を咲かせたかったのかもしれない。
花咲かじいさんじゃなくて、おばさんだったけど。

もし、全員がそう思っての行動だったのだとしたら。

それって、ちょっと羨ましいかも。
そんな仲間がいるって、結構幸せかもしれないよね。

そう考えるとさ。

会社のお昼に、毎日同じメンバーで食事に出かける行為って、連れションに近いよね。あ、連れショク?

私は一人で過ごしたいので、連れショクはしないんだけど。

会社にいると、たまに学校にいるような気分になり、げんなりすることがある。
それは、なんだかんだで集団行動がベースにあるからなのかもしれない。

そして集団行動が得意ではないから、居心地が悪いのかもしれない。

昼休みくらい、一人で過ごしたい。
できれば時間をズラして、違う時間帯に休みたい。

自由度が低すぎる。
窮屈すぎる。
学校教育の行き着く先が、こんなんでいいんだろうか?

はっ。
連れションからちょっと脱線した上、ただのグチになっちゃった。

みなさんは、連れション(連れショク)仲間はいますか?

<あとがき>
連れションって、女性特有な気がします。男性ってこういうケース、比較的少なそうですよね。
夫にも聞いてみたんですが、「ビュッフェは好きなタイミングで取りに行く」とのこと。そりゃそうだ。
今日もありがとうございました。











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